阿佐ヶ谷 日本酒バル JAPAN酒BAR Under the Tree
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7/23(土)
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昨日ご紹介しました当店限定の「颯」ですが、吞んで頂いた方からは非常に良い反応を頂いております♪

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さて、この直汲みの場合、「荒走り、中取り、責め」という汲み取り部分に分けることができます!!

・・・と言いましても、日本酒に詳しくない方には??ですよね!

久しぶりに日本酒の解説を誰にでもわかるようにさせてもらいます(^^

先の断っておきますがビギナー向けの解説のため小難しいことは省きますので、プロの方からの突っ込みはやめてくださいね~


まずは「直汲み(じかぐみ)」からご説明を!

通常お酒を搾った後は一度タンクに寝かせることが多くあります。

これは寝かせることで味を良くし、頃合いをみて瓶に詰めて出荷となります。

しかし、搾った後すぐに(場合によっては搾りながら)瓶に詰めることを「直汲み」と表現します。

※お酒を取り上げることを「汲む(くむ)」と呼びます。
※正確な規定がないため、上記の説明は蔵によって少々異なります


もちろん濾過なし、火入れなしの状態のため「そのまま」のお酒となりますね!

メリットとしては空気に触れる時間が短いため、よりフレッシュなお酒に仕上がりますのでピチピチした舌感のあるものも多くあります。

デメリットとしては非常に手間がかかることや、濾過や火入れしないため誤魔化しがきかず、一発勝負といったところでしょうか?!


ここからが本番です。

この直汲みをおこなう時に出てくるお酒ですが、最初に出てくる部分が「荒走り(あらばしり)」、その後に出てくる部分を「中取り(なかどり)」や「中汲み(なかぐみ)」と呼び、最後の部分を「責め」と呼んでいます。

各部分の特徴として

荒走り・・・薄くにごっている場合あり、味の要素が多い、取れる量が少ないため希少

中取り・・・味が一番安定している、他に比べるとバランスが良い、賞を獲るようなお酒は大体ここ

責め・・・渋味や苦味が強い、寝かせると化ける可能性あり、取れる量が少ないため希少


通常、直汲みをおこなっている蔵元さんは少なく、やっていたとしても少量、さらには部分で取り分けをしていない場合も多いため、荒走り、中取り、責めという言葉を見かけることはあまり多くないと思います。

さらに言えば、その3つの部分を同時に吞み比べできる機会はほとんどありません!

「同じお酒なのにこんなに味が違うんですね~」と吞んでもらった皆さまから言葉を頂きます。

ぜひこの機会にお酒を別の角度から楽しんでみてくださいね♪

あっ、ちなみに荒走りと中取りの境目はどこか?という問いにはルールがないため答えられませんので悪しからず。

こういうところが酒税法の悪いところなんですが・・・


週末は天気が悪そうですが、いつもと変わらず素敵なお酒たちとそれに合わせた美味しい食事たちでお待ちしています!!

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≪JAPAN酒BAR Under the Tree≫
JR阿佐ヶ谷駅北口より徒歩2分
◆住所 東京都杉並区阿佐谷北2-2-7 喜楽ビル1F
◆ご予約 03-5356-6155
◆定休日 月曜日 ※その他のお休みや貸切情報は ⇒ 【こちら】
◆営業時間 火・水・木・日・祝 18:00~24:00 金・土19:00~2:00  
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