自分の頭で考えよう を読んで | CLUB/150 ~ club one hundred fifty ~

CLUB/150 ~ club one hundred fifty ~

“Around40”を超えると人生の後半戦なんて常識に、ふと ? と思って、このブログを始めました。
CLUB/150 =“人生150年と思えば40はなんてスタートライン”という、発想の転換を提案しつつ、
自分でも実践してここに綴ってます。一生"挑戦”でしょ。



きょうは

自分の頭で考えよう という

本についてお話します。

著者は ちきりん さんです。



以前に、

世界を歩いて考えよう! 

という本でも、ご紹介しています。





さて、この本ですが、


全11章 250ページという

ボリューム感で、

自分で考えることの 定義 に始まり

さまざまな テクニック が紹介されています。



ボクの場合、どちらかというと

自分で考えるなと言われても、

考えてしまう方なので、既知と感じる

内容も多かったのですが、


なんとなく、自分が実践していることを

言葉にして説明していただいているので、

考えるということを、きちっと認識をするのに、

とても役立ちました。



もちろん、あらたに、

「なるほど、そう捉えればよいのか」と

気付かされることもあり、ちきりん氏の

独自考を感じさせられる本でもあります。



以下、ボクが なるほど と思ったポイントです。



◎知っていると考えるは別物

 知識と思考の違いについて整理をしています。

 先ほど述べた、自分で考える ということ

 の 定義づけ にあたる章です。


 知っている事実や情報の並べ替えで結論付けすることは、
 
 考えることではなく、知識の利用である。
 
 考えるとは、知っている事実・情報を基に類推して、
 
 未知の事象に結論付けること。
 

 というようなことが、
 
 「プロ野球人気が年配に偏っている」という

 統計データの理解を、

 例にあげながら語られています。
 
 


 ちきりん氏の言葉を借りると
 
 知識とは、

  「過去の事実の積み重ね」であり、
 
 思考とは、

  「未来に通用する論理の到達点」である。
 

 と言っています。
 
 
 
 
 

とても、すっきりと説明しきってますね。

まさにその通りだと思います。




その一方で、自分の含めて

この区別がどこまで明確に意識できいたか

と言うことも感じさせられました。



おそらく、ボク自身、

知識と思考を混同した場面も多々あったと思われます。




ただ、上述の区別を知ったことで

今後、考える/思考する ということを

より意識的に、使うことができると思います。

そういう点では、知っている ということも

もちろん 大切 ということですね。




きょうも

おつきあいいただき、


ありがとうございます。











著者は ちきりん さんです。