無病法 を読んで | CLUB/150 ~ club one hundred fifty ~

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“Around40”を超えると人生の後半戦なんて常識に、ふと ? と思って、このブログを始めました。
CLUB/150 =“人生150年と思えば40はなんてスタートライン”という、発想の転換を提案しつつ、
自分でも実践してここに綴ってます。一生"挑戦”でしょ。




先日、「無病法」という本を読みました。

16世紀に ルイジ・コルナロ という方が書いた本で、

小食による健康法を説いた本の、いわば古典です。






ルイジ・コルナロ「無病法」




この ルイジ・コルナロ という方は

西欧では、とても有名な方らしく

ルネッサンス期のベネチアの貴族なのですが、

当時は、レオネルド・ダ・ヴィンチ や

ミケランジェロ よりも有名だったそうです。


後世においても、西欧では

16世紀に 102歳 まで生きたという

歴史的長寿者として 広く知られているそうです。




以下、アマゾンのこの本の解説が

とてもわかりやすかったので転用掲載を

させていただきます。


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西欧では、歴史的に最も有名な長寿者であるにもかかわらず、日本ではほとんど知られていない人物。それが本書の著者ルイジ・コルナロである。コルナロはいわば「食べない健康法」の元祖。

時は16世紀のイタリア。病気がちで生死の淵をさまよった彼は、医師の忠告で節食生活を始める。すると、たちまち病は快癒し、ついには当時としては異例の102歳という天寿を全うする。彼はその体験をもとに、食を節すること(極少食)がいかに心身ともに良い影響を与え、また人間の運命をも変え得るものかを83歳から書いて配り始めた。その手記は評判を呼び、各国で翻訳されながら読み継がれ、後にフランシス・ベーコンやニーチェほか多くの有名人が言及しているほどである。

この「食養のバイブル」とも言われる古典的名著が、ついに待望の邦訳!
活性酸素やサーチュイン遺伝子など現代の知見から見た懇切な解説も付いており、より深い理解を助けてくれる。 

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さて、ではなぜボクが

この本を読んだかというと、



スポーツやサプリメントに、仕事で接している

おかげで、栄養を摂ることの健康論については、

一定の理解は持つに至りました。



もちろん自らも実践し、体感して、

経験として理解しているところも多々あります。




一方で、

食べないことによる健康論についても、

世の中には諸説あり、一定の評価をされているのも事実です。

体験者の声というのも、たくさん散見 されます。

これも、栄養に携わるようになって知ることができました。





そこで、

気になることは、なんでもやってみないと気が済まない

ボクとしては、食べない健康法についても

一回実践をしてみることにしました。


自分でやってみて、

自分の体験として評価しようと思っております。




実践の前に、まずその説を理解することが大事です。

仮説無しで実験してもあまり意味がありません。

ということで、食べない健康法について

いろいろと書物に当たっている今の状況です。

そのなかで、この古典に出会ったという経緯です。




昨今の、健康ブームで書かれた本ではなく、

400年前に書かれた 古典 なので、

本としての文章や展開の 技巧 といったものは 

ありませんが、内容には重みを感じます。


トーンとしては、講話というスタイルもあわせて、

哲学書的な感がありました。




健康テクニック本と違い、いろいろな意味で、

読んでみる価値のある一冊です。


ぜひ機会があれば、手に取ってみてください。





ボクの、食べない健康実験については、

そろそろ、実践段階への準備が整ってきましたので、

また、折りをみて皆さんにお話をさせて頂きます。






それでは、きょうも、

最後までおつきあいいただき、

ありがとうございます。



スポーツに関わる仕事をしているせいか、

予防医療的な分野で、自分の経験や知識を

世にアウトプットできないか模索中です。