ゲシュタルトメーカー を読んで | CLUB/150 ~ club one hundred fifty ~

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“Around40”を超えると人生の後半戦なんて常識に、ふと ? と思って、このブログを始めました。
CLUB/150 =“人生150年と思えば40はなんてスタートライン”という、発想の転換を提案しつつ、
自分でも実践してここに綴ってます。一生"挑戦”でしょ。



きょうは、

ゲシュタルトメーカーという

本を読みました。

苫米地英人さん書かれた本です。



先週、池袋リブロにて衝動買いした

本の一冊です。

最近の読書のテーマは

いま世に話題になっている方で、

呼んだことない方の本を読むようにしています。


理由は二つ、

話題になるということは何かあるということ。

初めての著作者であれば発見が期待できること。

という発想に基づいております。





↑論旨同様に とてもシンプル な表紙




さて、

ゲシュタルトメーカーという本を一言で云うと

自分が縛られている常識を

アップサイドダウンできる本です。



書評をかくつもりはないので

内容には細かくは触れませんが、

この本は、

個人のレベルではなくて

社会システムや、経済システムで

常識とされていること を

一歩高い次元から 原理原則 で眺め、

と全く違う構造が見るということを、

たくさんの事例をもって述べられています。




またそれが、シンプルで

きわめて原理原則、または物事の本質に

忠実な視点から説明されているので

とても納得感があります。



例えば

不景気・デフレと呼ばれるものは

産業の競争力、もしくは価値生産が落ちた

のではなくて、生産している価値に対して

貨幣の通貨量の少ないから起きるのだ。

よって、銀行が貨幣の供給を増やせば

デフレは解消される。

ので、まことしやかに言われている

不景気=産業競争力の低下 のような話は、

まったく焦点がずれていて

本質をとらえた議論になっていない。



といったようなことです。



この論旨には、

ボクは全くもって納得してしまいます。



真実は、最も単純(シンプル)な

ところにある。

ということを、結構信じています。



すこしお話が細かくなってしまいましたが、

こういった例で、僕らがどれだけ

環境につくられた 常識 という

特殊な条件に縛られているかということ

を、俯瞰視点から、説明してくれる

良書だと思います。



真実、真理と思っていることが

じつは 特定の利害関係から生まれていること、

また、その利害の背景が知らないが故に

真実として信じてしまうこと、


といったことが、

やや乱本なトーンはありますが、

率直かつ、わかりやすく書かれております。




苫米地氏が、例として書かれていることを

真実として、信じるかどうかは、

読み手それぞれが判断すればよいと思います。




この本は、書かれている内容の

真偽にこだわるのでなく、

様々な制約から自分を 解放した視点 を

持つきっかけを作ってくれる本です。






きょうも

最後まで読んでいただきありがとうございます。