娘の保育参観 | 障害児育児から見た世の中のしくみ

障害児育児から見た世の中のしくみ

広汎性発達障害と診断された息子の育児を行っているうちに、世の中の見方も変わってきました。子どもの障害を否定的に捉えるだけではモッタイナイ! 療育の中で学んだことの中で、社会に役立つものもあることをお伝えできればと思っています。

今日は、娘の幼稚園の保育参観でした。


幼稚園に行くと、いろいろなお子さんの中での娘の様子が見られて、娘の成長振りに改めて目を細めてしまいました。


ただ、自分でもイヤだなあと思っているのですが、障害児の親であるからこそ気付く「あの子、ちょっと…」と気になる行動をする子が目に入ってしまうんです。


親御さんは全然気付いていないのかな? でも、医者でもない自分がそのようなお話をするわけにもいかないし、でもどうだろう…とモヤモヤした気持ちになってしまいます。


ちょっと遅れているだけ、ちょっと変わっているだけ、ちょっと落ち着きがないだけetc


いろいろと言い訳を探したくなる親の気持ちを身に覚えがあって知っているだけに、軽々に言えない、でもやるなら早い方が効果が高いことも知っているし、という葛藤を持ってしまうのです。


栄養士さんに「食事のたびにカロリー計算しちゃうんですか?」と聞いたことがあって、その人は笑いながら「いや、そんなことをしたら楽しくないですから…全体で調整しようとは思いますけど」というあいまいなご返事を頂きました。


わかるのは辛いことでもあるようです。