今日は、午前中は白山市別宮町鎮座の白山七社にして旧郷社の白山別宮神社例祭、午後より金沢市桐山町鎮座の日吉神社春季大祭を奉仕いたします。
さて昨日は、当社の御例祭でしたので、朝早くから準備をいたしました。
今年も、当地きっての旧家であるI氏より筍をご奉納いただいたのですが、竹林が猪に荒らされて掘るのが大変だったと申しておられました。
このあと、しばらくして急に強風が吹き荒れ、雨も激しくなってきました。
当社は、幣殿と本殿が離れているので、宮司は御扉開扉(みとびらかいひ)や祝詞奏上の際、雨が降ると番傘をさして御本殿まで進まねばならず、おかげで奴袴(ぬばかま)がびしょ濡れになりました。
社前の山桜もすっかり葉桜になってしまいました。
一方、女房と息子の嫁のIちゃんは、直会(なおらい)でお出しするオードブルを午前中作っていました。
タケノコやコゴミ、コシアブラの天ぷらも盛り合わせました。
別皿で、タラの芽やコシアブラの天ぷらも盛り付けました。
田舎の貧乏神社なので、料理は仕出し屋さん頼ます、すべて当方で用意します。
しかも、これらの山菜は宮司(私)自ら山で採ってきたものであります。
タケノコの若竹煮ですが、香辛料の神を祀る神社なので、芽吹いたばかりの山椒の若葉を散らして添えました。
そして、参列のみなさんが一番食べたいであろう、ワラビの酢の物でございみす!。
午後2時より、三人奉仕で例祭を斎行申し上げました。
参列された方々は、ほとんどが車で来られているので、祭典終了後はいったん家に車を置きに行ってもらって、背広から私服に着替えていただき、遙拝所で午後3時過ぎより直会を催しました。
みなさん、初物の山菜を美味い旨いと言って食べていただいた次第です!。
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