昨日、石川県神社庁へ、再度書類提出に伺ったら…。
F参事さんからこのような物をいただきました。前日の職員の人達へのケーキ差し入れのお礼かな。
中を開けると、何と、自家製のどぶろくではあ~りませんか!。
うれぴー♪。
F参事さんは、中能登町二宮に鎮座する天日陰比咩神社(あめひかげひめじんじゃ)
の禰宜(ねぎ=宮司の次席)でもあるのです。
石川県の神社で神事用のどぶろくを作ることを許されているのは、この天日陰比咩神社と、同じ中能登町にある能登部神社(のとべじんじゃ)と能登比咩神社(のとひめじんじゃ)だけなのです。くわしくは羽黒宮司 さんのブログをご覧ください。
どぶろくは、境内にあるこの御厨(みくりや)と呼ばれる建物で、宮司さん自ら作られているとのことです。
で、去年の北國新聞でもこの模様が報道されました。
藩政期からの「どぶろく」作りの伝統を受け継ぐ中能登町二宮の天日陰比咩神社で、11月14日、金沢国税局による新酒の検定が行われ、関係者が今年の出来栄えを確かめた。
金沢国税局の岩槻安浩鑑定官室長と七尾税務署の能澤要一署長、金沢税務署の荒尾誠司酒類指導官らが立ち会い、味や製造量を調査した。約180リットル作られたどぶろくは美しい乳白色に仕上がり、酸味と辛みがあって味わい深いという。
同町能登部下の能登比咩神社でもどぶろくが製造されており、同日午後に検定が行われた。
とのことで、天日陰比咩神社では、どぶろく祭りと呼ばれる12月5日の新嘗祭(にいなめさい)や、初詣でなどで参拝者に振る舞われたそうです。
それで早速、当社の神前にどぶろくをお供えした後、晩酌に聞し召し(きこしめし)たのでした。
自家製のどぶろくを飲むのは、若い頃県神道青年会の新年総会で和倉温泉へ行く途中、中能登町の能登比咩神社を正式参拝し、宮司さんから神酒のどぶろくを拝戴したのと、20数年前、白山本宮・白山比咩神社へ11月の終わり頃立ち寄った際、当時のK権宮司が「菊姫酒造から新嘗祭の時だけ奉納される白酒〔しろき〕を飲んでみんか」と勧められた時でした。
どぶろく祭りというと、飛騨白川郷が有名ですが、当県にもその文化がずっと受け継がれているのです。
我が家のどぶろく祭りじゃ~♪。ということで飲んでみると、結構辛口ながら奥深い味でとても旨いです。F参事さんの話では、「ウチの宮司は辛口が好きなんで、甘口の他の二社よりも辛く仕上げてあります」とのことでした。
でも、これ結構アルコール濃度が高そうなので、親友のコウちゃんと飲む分を残して置きました。コウちゃん早よ飲みに来てや~!。
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