この辺りのものでござる。今日は用事あって、妻とともに尾山神社へ参ろう。
というわけで、私の家内です。
というのは、ウソで、この女優の広末涼子似の美人は、女性狂言師の十世・三宅藤九郎 (みやけとうくろう)さんで、和泉元彌 さんのお姉さんです。
三宅藤九郎家は、加賀藩お抱えの狂言師だったことから、ゆかりの深いこの金沢の尾山神社で毎月狂言教室を開いているのです。この日がちょうど稽古日だったので、神社庁金沢市支部の大麻・暦頒布始奉告祭(たいま・れきはんぷじゃじめほうこくさい)に参列されたのでした。
午後3時より、尾山神社の金渓閣 (きんけいかく)で市神社総代会が開催され、引き続き、尾山神社拝殿において同頒布祭が斎行されたのでした。
お供えされる神饌(しんせん)11台です。
白米(コシヒカリの新米)と玄米(コシヒカリの新玄米)、懸税(かけぢから)風の古代米・粟(あわ)・黍(きび)の束は、私が用意しました。
川魚は天然の落ち鮎です。K事務局長が友人に頼んで入手したそうですが、私が美味しそうにヨダレをたらして見つめていると、祭典後にお下がりとして5尾くれることになりました。やった~!。
私が謹製した懸税4束も三方(さんぽう)に載せてお祓いしてもらいました。
祭典後、T市総代会長さん、同TN監事さん、女性狂言師の三宅藤九郎さん、それに、藤九郎さんの弟子で、浅野神社
の女性宮司であるkeiちゃんにお下がりとしてお渡ししました。
祭典が開始されました。
神前へお供えされる神饌は、伝供(でんく)といって、三方を手渡しして供されるのです。その間、雅楽が奏されます。
私は、一応支部の副支部長なので、神妙にかしこまって座っていなければなりませんので、写真撮影は若い衆(中村神社 のT宮司)にお願いしました。
金沢市内の宮司さん方や市神社総代会の役員さん方が参列されております。
斎主(さいしゅ)の玉串(たまぐし)拝礼です。
斎主は、神社庁金沢市支部の筆頭副支部長である、犀川神社のK宮司です。来年は、次席の私が斎主をする番です。しかし、石川県の神主は、Tとkのイニシャルが何と多いのでしょう!。
祭典終了後、お伊勢さまの神宮大麻(お神札)と暦(こよみ)は、斎主より、頒布(はんぷ)従事者代表たる市総代会長に手渡され、市内の全神社にお頒(わか)ちされたのでした。
一体でも多くの増体を目指して頑張ろうと誓った次第でございみす!。なお、お神札は、一枚二枚とは数えず、一体(たい)二体と数えるのです。
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