「のだめカンタービレ」は、ピアノの才能はあるが、ゴミダメのような部屋で生活していた音大生「のだめ」こと野田恵(上野)が、指揮者を目指す千秋真一(玉木)に恋をして、ピアニストとして成長していくラブコメディーです。
原作は二ノ宮知子の同名マンガ(講談社発行のKiss)で、コミックは3000万部を突破しています。平成18年に上野樹里、玉木宏主演でフジテレビ(月9枠)でドラマ化(10月~12月)されました。
平成20年には、1月4日・5日の2夜連続で続編のスペシャルドラマも放送されました。また、フジテレビの深夜枠で平成18年1月から6月までアニメ化もされ、全23話が放送されました。さらに第2期「巴里編」も同枠内で同年10月から12月まで、全11話が放送されました。
また、平成22年1月にはアニメ第3期「フィナーレ」を放送し、今月19日からと来年春にはドラマ版を元にした映画を2部作連続で公開されます。
カンタービレ(cantabile)とは、イタリヤ語で「歌うように」という意味の発想記号だそうです。私も、娘のマンガコミックを見せてもらったし、月9でのドラマも見ました。昨年の正月での2夜連続のスペシャルドラマも見ましたし、家族全員がこの「のだめ」ファンとなっております。
当地では、映画公開を見越してか、今週より月曜から金曜までの毎日、午後4時より再放送がなされており、娘達はハードディスクに収録して、後でDVDに焼くようです。
この頃の玉木は一番格好良く、先月の「天皇陛下御即位二十年をお祝いする国民祭典」へ参加した際、各界著名人の代表として出席していた玉木を生で見ましたが、最近ちょっと頬がこけてやせ過ぎのように見受けられます。
しかし、ドラマの俳優陣は豪華なもので、瑛太が峰龍太郎役で脇を固めていますよね。桃ヶ丘音大ヴァイオリン科に在籍する自称「千秋の親友」で、エレキヴァイオリンをロック風に弾いて悦に入る、のだめに匹敵する自己陶酔型人間で、大学裏の中華料理屋の「裏軒」の息子で、父親役の伊武雅刀も滑稽(こっけい)です。
![はじかみ神主のぶろぐ](https://stat.ameba.jp/user_images/20091211/08/hajikamijinja/a6/04/j/o0640048010337000460.jpg?caw=800)
Sオケのコントラバス奏者で、小柄のためコントラバスを背負って歩くと、コントラバスが歩いているように見える佐久桜はサエコが演じていましたが、今はダルビッシュ紗栄子で、日ハムのエース・ダルビッシュ有と結婚して一児の母になろうとは…。
その他、すんごい出演者ですが、あとは映画をご鑑賞ください。
ワシは末娘に、「お父さんと一緒に観に行くか」と尋ねたら、「予約があるから無理!」のひとことでした。(ノДT)
それでは、毎日JPの完成披露試写会の記事を以下に記して、今日のブログの最終楽章といたします。
上野樹里と玉木宏主演の映画「のだめカンタービレ 最終楽章 前編」の完成披露試写会が東京都内であり、ドイツ人指揮者でミルヒことシュトレーゼマン役の竹中直人や、ロシア人留学生・ターニャ役のベッキー、音楽学校のフランス人学生フランク役のウエンツ瑛士、ドイツ人マネジャーのエリーゼ役の吉瀬美智子ら出演者11人が劇中で身に着けるかつらと衣装で登場した。上野は「こんなにいっぱいパワーが詰まったスケールがでかい映画は作れないと思います。最終楽章ということで気合が入っているので、コメディーだけじゃないのだめの楽しさを楽しんでほしい」とアピールした。
映画「最終楽章」は、プラティニ国際音楽コンクールで優勝した千秋が、エリーゼの差し金で、以前シュトレーゼマンが指揮を務めた「ルー・マルレ・オーケストラ」の常任指揮者となることに。しかし、千秋はやる気の感じられないオケの態度を目の当たりにし、コンサートマスターも協力的でないとこから、失意のどん底に落ちる。一方、のだめは、フランクやターニャらと共に「コンセルヴァトワール(音楽学校)」の進級試験を控え、練習に励む……というところから始まる。
玉木は「千秋が任せられたオケを立て直していくのが最大の見どころ。指揮のシーンは、成長した姿を見せなければならないのがプレッシャーだったけれど、ヨーロッパの有名なホールで指揮ができることを、役者としてもうれしく思いました」と振り返り、4000人の観客から大きな歓声が上がった。上野はヨーロッパロケについて「最初は大変だったけど、最後は毎日ピザやパスタでも大丈夫でした」と話すと、すかさず玉木が「食べ物の話ばっかだな」と役柄さながらに突っ込んでいた。
映画で初登場するオーケストラの事務局員テオを演じる、なだぎ武は「原作のテオファンはびっくりすると思いますが、キャラクターを濃くしようと思って、カツラとめがねをかけたら後期のジョン・レノンみたいになってしまった。一人でいつもテンパっているようなキャラで、原作のテオとは全く別人」と話した。初登場のオーケストラの団員・ポールをオーストラリア出身のお笑い芸人、チャド・マレーンが演じる。竹中は「もっともっと出たかった」と言い、「見どころはやはり千秋とのだめの関係。愛の行方を見て」とシュトレーゼマンになりきって話した。
「最終楽章 前編」は今月19日から、「後編」は平成22年10年4月17日から全国東宝系で公開される。