山廃LOVEの記事が意外にも反響が大きく、ビックリしました
昨日のくみかけは、神奈川の某蔵で見せていただきました。
しかし、しかしですね、福岡の某蔵からご連絡いただき、『最近ではくみかけはほとんどしてない』とのこと
山廃の方が水つめてるので、水分が少なく、くみかけ官中に入れても液体が貯まらないため、上半身裸で底から手で掻き回して酵素を回すのだそう。
業界ではこれを『菊姫流』と呼ぶことがあるそうです。
ただし、2トン、3トン以上の酒母であれば、くみかけが必要になるとのこと。
小さな仕込みだと、化学的にみて、くみかけ必要ないのです。
あと私が石川の蔵で見たのは、ドリルで酒母を攪拌する方法。
そう、山廃と一言で言いますが、実に様々な方法があるのです。
余談ですが、山廃乳酸なるものも世の中には存在するのだとか。
これはちょっとブラックなお話になるので、やめておきます(;^ω^A
とにもかくにも、やはり山廃LOVEです
ああ、やはり日本酒は微生物が造る神秘だわ。
高温山廃もとについては、必ず取材して、こちらに書きますね