で、大好きな先生の講義。
保育士を保母と呼び、私はそんな時代だったのよ~ってカラッとサクっと講義を進める。
何回聞いても、色んな角度から自分の気づきがあるため、「知ってるし」なんて生意気なことは思いません。
で。本題。
臨界期って分かりますか?
りんかいき【臨界期】
発達過程において,その時期を過ぎるとある行動の学習が成立しなくなる限界の時期。
コトバンクより~
脳細胞を繋ぐネットワークが増える、そのつなぎ目をシナプスって言いますが、そのシナプスが増えるのは
2歳まで
ですって。
簡単に言ったら、脳は2歳までに出来上がるってことです。
ここで、三つ子の魂百までって言葉をご紹介。
昔の人って、子どもの様子、人の様子をみて、3歳までの行動が、大人になっても影響するわ~って、分かってたんですね。
あれ??2歳までに脳が出来上がるって言ったのに、3つ子の魂・・・あれ??
昔は、全て数えで年を数えます。
だから、3つ子・・とは、2歳のことを言うのです。
脳については、まだ分かっていないこともありますが、今分かってるだけでも、視覚を司る「視覚脳」の臨界期は、早いそうです。
えー?難しい言葉でよく分かんない!
そんな人のために、簡単に言うと、
生まれて直ぐは、目(視覚)は未発達ですが、そこからグングン見えるようになり、チーン!完成!ってなるまでには、他の脳の部位に比べてとっても早いんですって!
だから何?
ちょっとお母さん。
抱っこしてて、お子さんと景色を共有できてます???
目隠ししてません?
赤ちゃんは、お母さんの鎖骨ばっかり見えてません?
見えるのは、上 右 左・・・下手したら覆い隠され、隙間から覗き見、みたいな。
想像してください。
目から脳へ刺激が行きます。
目を隠しているということは、脳の発達も阻害しているのです。
2歳までシナプスは増え続けます。
2歳から8歳までシナプスはあまり量は変わりません。
でも、突然、8歳から刈込現象が起こります。
使わないものは捨てちゃえ!
って、断捨離するんですね。
この刈込現象のデータは、ホンまでっかTVでもおなじみの脳科学の先生が研究結果として出されているそうです。
さ、ここまでが、昨日の保育心理の勉強で私が勉強してきた内容の一部です。
まだまだ実はあるのですが・・・
お母さん、抱っこ一つで子どもの脳みそ、変わりますよ。
習い事する前に、あれが出来るこれが出来る、って喜ぶ前に、今の子育て、見直して、子どもと一緒に暮らしませんか?
aiaiは、レッスンの中で、お伝えできる子育てのスキル、情報、悩み、喜びを受け止められる場所になりたいと思っています。
9月からのレッスン、スケジュールは近日中にupいたします。
どうぞ、お越しくださいませ。