前回、「事実を確認して、学校が対応してくれたらハズレではない」と書きました。
では、何の対応もなかったらどうするのか?
例えば、暴言や体罰であった場合、証拠が必要です。
証拠って大げさな。。。と思うかもしれません。
しかし、教師が嘘をついてしまって、「言った言わない」「やったやらない」になってしまっては解決しません。
まずは、お子さんに聞き取りをしましょう。
聞き取った内容は、
何日、何時間目にこういうことがあった。と細かく書き留めましょう。
スケジュール帳なんかがお勧めです。
それを元に教頭や校長に相談することをお勧めします。
学年主任では解決しません。
小学校の学年主任は、単なる担任より偉いというわけではないからです。
小学校の担任は言わば、個人商店主、一国一城の主みたいなものです。
つまり、ほかのクラスには関わらないという不文律があります。
隣のクラスがどんなに荒れていようが、運営に口出しなど出来ないのです。
証拠が弱い場合、担任が認めないといった場合があります。
どうするか。。。。
親としては決定的証拠が欲しいところです。
しかし、現場を押さえることは難しいですよね。
突撃授業参観したって、親の前では本性を見せませんし、ましてや上司である教頭や校長にも見せません。
これはあくまで最終手段です。
ボイスレコーダーをお子さんのランドセルに入れる。
今はペン型の小型レコーダーもあるので、筆箱に入れてもいいかもしれません。
会議などで使う物は、12時間ほどは録音できますから、朝スイッチを入れて、お子さんに気付かれないようにどこかに入れておけば十分です。
音質は悪いかもしれませんが、お子さんがレコーダーを操作したりするのは難しいですし、そんなことはお子さんが知らなくてもいいことですから。
親だってこんなことしたくはありません。
しかし、どんなに訴えても認めてもらえなかったら、学校が動いてくれなかったら。。。
そして、お子さんに取り返しのつかない事態が起きたら。。。。
もう仕方がありません。
決定的な証拠があれば、絶対に学校は動きます。
それでも動かなければ、その証拠を持って、教育委員会に出向きましょう。
それでもだめなら、もう末期症状です。
証拠を持って弁護士に相談に行くなり、マスコミに行くなりしなくてはなりません。
そこまでの状況になる前に解決するのが通常です。
最終的に子どもを守れるのは、親だけです。
体罰や行き過ぎた指導で子どもが自ら命をたった事件は過去にもありました。
いじめと言い換えた人権侵害や傷害事件もあります。
けれど、その報道を見るたびに、学校は児童をいちばんに考え、守っているように見えますか?
真摯に対応して下さる学校も先生方もおられことは事実です。
けれど、そうでない場合もあるということです。
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