生誕350周年記念! | 「葉隠徒然」hagakure tsurezure by hidezo

生誕350周年記念!

来週、6月11日は「葉隠聞書」hagakure kikigakiの口述者

「山本神右衛門常朝」yamamoto jinemon tsunetomo

さんの生誕350年にあたります。

この記念すべき良き日に
後世に繋いでいくべき教えである
「葉隠聞書」同様に、先人の智恵として
現代の世に伝え残していくべきアイテムとして
「風呂敷」をこしらえさせて頂きました。

それに先立ち、昨年から自分達も実際に風呂敷のことを
いろいろと調べたり、日常にとりいれ使用してみたところ
ほんとこれが優れものなんですね。

例えば昔からある包み方で
「すいか包み」なんてのがありますが
僕はこれを自分の趣味に応用して
フットサルボールを包んだりしてみました。

本当にこの「包む」と「結ぶ」という文化って
奥が深いし、よく考えられてます。
しかも「結ぶ」という行為は手先から脳を
刺激するので老化防止にもつながるとか。
今、日本が長寿大国であることにも
一理ありそうですね。

「モノがなければ智恵がでる」

正にモノが豊になりすぎた現代の我々が今一度
原点に還って考え直すべきことの大切さを
思い起こさせてくれる智恵の賜のひとつですね。

今年の2月にNHKで放送されたドラマ
「白州次郎」shirasu jirou

の中で主人公の白州次郎が疎開した田舎から
東京に出てくる際にスリーピースでばっちり決めた
スーツ姿に自分が耕した畑で獲れた野菜を風呂敷
いれ、たすきがけしている姿にはしびれました。

「粋に生きたい 侍らしく」
「生きに行こうよ 人間らしく」

葉隠壱七壱六 九拝