「葉隠徒然」hagakure tsurezure by hidezo
http://hagakure1716.com/

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葉隠聞書誕生295周年!

2011年9月10日 

NYでのテロ事件より明日で10年
東日本大震災から明日で6ヶ月

そして、葉隠聞書誕生から今日で295年

「大慈悲を起こして人の為になるべきこと」

この日を境にfacebook

「葉隠1716ーhagakure1716」

以後、改めてお見知りおきのほど。

お世話になったアメブロに合掌。



葉隠壱七壱六     九拝

311から学ぶこと

↓松永義弘訳 原本現代訳「葉隠聞書第1-19」より
(栗原荒野翁 校註「葉隠」においては「葉隠聞書第1-20」
四誓願のみがきあげ、武士道忠孝人の為の本義を会得せよ


四誓願のみがきあげかた。

「武士道においておくれをとるべからず」ということは、
天下に武勇をあらわす、と覚悟すること。

「主君の御用に立つべし」これは家老の座について
殿をたすけて国を治めること。

「親に孝行つかまつるべきこと」孝は忠につく。
孝と忠はおなじもの、忠なれば孝である。

「大慈悲を起こし人の為になるべき事」これはあらゆる人を
主君のお役に立つ人間に仕立て上げることである。



主君のお役に立つ人間の主君を現代に置き換えると
自分たちにとって主君にふさわしいのは誰かと考えたとき
会社の社長でもなく、市長でもなく、区長でもなく
都知事でもなければ一国の首相でもない。

それはきっともっともっと大きな存在で
殿様に仕える武士同様、命をかけてお慕いすべきは
母なる大地である地球(ガイア)に他ならないと。

「大慈悲を起こして地球の為になるべき事」

キリストもお釈迦様も望んでない
絶えることのない世界の宗教戦争
利己を最優先とする危険なエネルギー問題
利己を最優先とする自然破壊
エコの仮面を被ったエゴ
慈善にみせかけた偽善

これらは全て人間のエゴが生み出したものであり
母にとっては全く以て嬉しくないことばかり。
これじゃ母が病まないはずがない。

311という同じ体験を同じ時間にこれほどたくさんの
人々が共有したことの意味を考えるときっともっと
いろいろなメッセージが含まれている事を今一度
思慮してみたい。

地震から端を発した原発問題、そこから今夏にむけての
節電、節水もさることながら一大ブームとして拡がった
ものの最近あまり目にしなくなったエコバッグ、マイ箸、
マイ水筒にも更に着目し、もうそれらが標準の当たり前
となるよう感心を戻したいものである。

日本人が1年間で消費するレジ袋を生産するのになんと
5億5800万リットルの石油
を必要とする事実。
コストを削減する事優先で中国から輸入される割箸を生産
するのに凄い勢いで森林伐採がすすんでいる事実。

これらの己の利ばかりを優先することから生まれる自然に対する
無関心は母の病をすすめるだけではなく、いずれ死に至らしめる
ことにもなりかねない。

だから、だから今、そんな母の病を大慈悲心で癒せるのも
僕らにしかできないことと肝に銘じてシフトしていくべき
時なのだと思いし候。

住まわせて頂いている母の大地あってこその今の「いのち」
なのだから。


「葉隠聞書」の口述者山本常朝生誕352年の記念すべき
2011年6月11日。

母なる大地のすべての生きとし生けるものに合掌。



葉隠壱七壱六

宣誓!頑張ろう!日本!



第83回選抜高等学校野球大会 選手宣誓

宣誓

私たちは16年前
阪神淡路大震災の年に生まれました

東日本大震災で多くの尊い命が奪われ
私たちの心は悲しみでいっぱいです

被災地では全ての方々が一丸となり
仲間とともに頑張っておられます

人は仲間に支えられる事で
大きな困難を乗り越える事ができると
信じています

私たちにできること
それはこの大会を精一杯元気を出して戦うことです

頑張ろう!にっぽん! 

生かされている命に感謝し
全身全霊で正々堂々とプレーすることを誓います

平成23年3月23日 創志学園高等学校 
野球部主将 野山慎介


魂に響く宣誓に若き侍魂みつけたり

一味同心!頑張ろう!日本!



葉隠壱七壱六     九拝

スペインからのエール!

ENJOY FUTSAL[eF]

上の一枚は今朝方スペインにて行われた
セヴィージャVS.バルセロナ戦前のセレモニー。
東日本大地震の被災者へ向けた日本語のメッセージ
の大弾幕とバルサ、セビージャの選手達。
 
「頑張れ!日本!僕らは君と共にいる。」


$ENJOY FUTSAL[eF]

$ENJOY FUTSAL[eF]

更に昨日行われたレアル戦では

「レアルマドリードは日本の皆様とともにいます」

とビジョンにメッセージ、そして、試合前に被災者の方々へ向けた
黙祷のワンシーン。


スペインから日本の被災地にその思いが届きます様に・・・


大慈悲を起こして人の為になるべきこと



葉隠壱七壱六    合掌

just do it!

今自分にできることをできる限り

JUST DO IT!

東北地方太平洋沖地震支援金情報

例えば海外で使い切れず
家にたまっている外貨なんかも
郵便局に持っていけば
募金になりますよ。

即、行動にうつす。
そこに理屈はいらないっす

JUST DO IT!


日本の大物タレントと呼ばれている方々よ
即、チャリティ番組やりましょうよ。

ジョージ・クルーニーみたく。

侍の国よ
侍らしいとこみせましょうよ。

あらゆるスポーツ協会も
垣根を越えて声かけて今できる事を
できる限り

JUST DO IT!



大慈悲を起こして
人のためになるべきこと




葉隠壱七壱六      合掌

常朝meets陣基301周年

「葉隠徒然」hagakure tsurezure by hidezo

(1710年3月5日の出会いから1716年に葉隠聞書を書き上げるまでの
 二人の人生をクローズアップしデザインしたTシャツです)

2011年3月5日。
葉隠聞書がこの世に生まれる歴史的な出逢いから丁度301年。

毎年の記念日として昨年同様ここに一筆申しおき候。

葉隠聞書の冒頭(所謂この書の説明文)から。

この始終shijyu11巻、追って火中kachuuすべし。
世上sejouの批判、諸士の邪生jyasei推量suiryou風俗等まで
只自分の後学に覚えをり候sourouとて
話のままに書き付け候souraへば
他見の末々にては遺恨悪事ikonakujiも出づべく候sourou
堅く火中に仕るべき由yoshi、御申し候sourouなり。


現代訳
この全部で11巻の書は、いずれ必ず焼き捨てねばならない。
御政道の批判、家中武士たちの生不正、世の風潮。
あるいはご自分のお考えなど、
山本常朝先生が、ご自分の後学の為に覚えておいでで
あったものを、拙者(田代陣基)が
お聞きしたまま書き連ねたものである。
他人がみたら、腹を立て、遺恨に思うに違いない。
それゆえ、先生も、必ず焼き捨てるようにと
くれぐれも仰せられたものである。


宝永7年(1710年)3月5日初めてお会いする。


301年前の今日初めて出逢った2人 
旭山常朝 kyokuzan jouchou 
田代陣基 tashiro tsuramoto
この出逢いから生まれた「葉隠聞書」
約301年経った今でも
語り継がれていることを2人は知らない?

この日から足かけ7年
陣基は常朝の草庵に通い続け
全11巻を書き上げる。

本来、焼き捨てられるはずであったその偉業は
必然的に意味を持って必要善として
現代でも語り継がれているのでああります。


浮世から何里あろうか山桜 (常朝)
白雲や只今花を訪ね合い  (陣基)

2人が初めて出逢った心境を交わした句。

何ともお洒落で粋である(^O^)/

混沌とした現代に希望も夢ももてないと思って生きている
若い人達に是非読んで頂きたいと切に願うのであった。

せっかく侍DNAをもっているのだから。
きっとそこに答えはあるのだから。


葉隠壱七壱六      九拝



フジテレビ日曜日21時「スクール!!」

「葉隠徒然」hagakure tsurezure by hidezo

毎週日曜日夜9時放映中のドラマ「スクール!!」
民間採用でとある小学校の校長に赴任した江口洋介さん演じる
成瀬誠一郎42歳が毎回型破りな愛で現代の教育現場が抱える
問題をかえていく物語。

毎週毎週目頭熱くして拝見しております。

それがしが息子の学校公開日に足を運んだとき師と子
の微妙な距離感に違和感を覚えた「さん」づけの疑問も
このドラマをみてその理由を知りました。

今時の学校では先生は生徒を全員平等に「さん」づけでよぶ。
昔というかそれがしの時代は下の名前を呼び捨てが当たり前
だったし、そこに愛着もあり、それが普通だったものだから
生徒を「さん」づけで呼ぶ「先生」にもの凄く違和感と
冷めた距離感を感じたのをよ~く覚えてます。

教師は呼び捨てで呼ぶことによって特定の生徒に特別の感情を
もってはいけない?また男の子を「君」、女の子を「ちゃん」
で呼ぶことも男女差別に繋がるから「御法度」?????

それがしが小学校を離れて自分の子供が小学校に行くように
なった30年の間に「学校」という愛と絆を育む場所は驚くほど
大きく変わっていたのでした。

このドラマの主人公成瀬校長の境遇とそれがあまりにもリンク
する分もの凄く共感し、時に憤りを感じ、共に涙するのでしょう。

その熱いドラマの先週放送の中で心に響いたセリフをひとつ。

西島秀俊さん演じる桐原先生は8年前の苦い経験から理想と現実
のギャップを盾に桐原校長の助言に対し、悩みを抱える生徒に
接する態度に「これが限界でこれが現実なんだ」と反論する。
成瀬校長はそんな桐原先生に対し

「これが現実なら変えればいい」
「これが限界なら越えればいい」
「それだけの事だ」
と言い放つ。

思い立ったらとことん突き進む
まさに侍DNAに響くお言葉に心打たれ感動しました。

そして、学校離れしたお父さんや家族にもっと学校との距離感を
なくしてもらうため念願の「父親参観日」を実現する。
更にここに「祭」をつけて「父親参観日祭」とするところがまた
とても心憎いです。

当然、父親がいない家庭にも配慮は忘れてません。

いつかどこかで
「自分の子供の友達の名前を何人言えますか?」という言葉
に心がゆれた事がありました。

親と子、教師と子、親と親、そして親と教師。
それぞれが互いにもっと感心をもち互いを知ることは
やがて平穏で安心して暮らせる街づくりにも発展し

犯罪から子供達を守る街づくり より
罪を犯す人を育てない街づくり という考え方に

それが一つの町から市へ、ひとつの市から県へ、
ひとつの県から日本全国へ
そしてちっちゃな日本から大きな世界へ
小さな漣もやがて大波となり対岸に届く日がいつか・・・

いつかきっと来るのだと願いし候。

しまいにもう一度

「これが現実なら変えればいい」
「これが限界なら越えればいい」
「それだけの事だ」


葉隠壱七壱六      九拝

多摩川詣

$「葉隠徒然」hagakure tsurezure by hidezo

今年も恒例多摩川詣。

魂我和tamagawa詣。

今年はいつもお世話になっている

tamagawalkさんの

姫様達もいっしょ。

今年もお世話になります。


みんなでいつもお世話になっている多摩川へ

御神酒と2礼2拍手1礼


そして恒例この一句。

「手を合わす

 子供の姿に

 親が学ぶ」



毎年、親として改めて自分を律する日でもあります。

今年も自然と子供達からいっぱいいっぱい

いろんな事を教えて貰います。

よろしくね。


葉隠壱七壱六     九拝

2011年も宜しくお願い致します

「葉隠徒然」hagakure tsurezure by hidezo

慈悲の心をもち
勇気に満ちあふれ

驕りのない
心優しい
侍の様な男

そんな男になれるよう
今年も精進して
まいり候


本年も宜しくお願い致します。


葉隠壱七壱六  合掌

画家「浦正TadashiURA」



以前、ご紹介させて頂いた画家浦正TadashiURA
が先日、渋谷のギャラリール・デコにて開催した初個展の
レセプションで披露された水墨画ライブドローイングの
動画がアップされましたので改めてご紹介です。

伝統ある「水墨画」の世界を
古典は古典らしくという呪縛を解き
伝統を守りつつも
その時代その時代のスタイルで
伝え繋いでいくその姿は
師匠「土屋秋恆」
とともに「水墨画」という
若者には馴染みづらいもの
という固定概念を変え
次世代を担う若者たちに
「水墨画」はもっと身近で魅力的な
ものであることへのプロローグに
繋がっていくことでしょう。

現に秋恆氏のライブドローイングを観て
その魅力にはまり「水墨画」を習い始める
若者が増えているようである。

かくして我々も「葉隠」という日本独特の色を放つ武士道を
真の心を守りつつ、現代風にアレンジして
多くの若者に興味をもって頂ける様な工夫を
秋恆氏、浦氏の二人に見習うべく
精進していく次第なり。


葉隠壱七壱六          九拝


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