厚生労働省は5月1日、第5期介護保険事業計画(平成24年度~平成26年度)のサービス見込量等について、都道府県より報告を受け、とりまとめまた。(ケアマネジメントオンライン)

それによると、2014年度には第1号被保者数は3,230万人、要介護(要支援)認定者数は590万人、第1号被保険者に対する認定者の割合は18.3%になる見込み。
また、第5期介護保険事業計画におけるサービス量の見込みについては、在宅サービス、居住系サービス、施設サービスとも拡充。
さらに、今年度より実施される定期巡回・随時対応型サービス、複合型サービスは、2014年度には45都道府県で介護サービス量が見込まれている。

なお、東日本大震災の影響により未報告の14保険者を除く1566保険者を対象に集計している。

■第5期介護保険事業計画の全国集計:
第1号被保者 3,230万人
要介護(要支援)認定者 590万人
認定者割合 18.3%(見込)
   
■在宅サービス利用者:
【2011年度】314万人/日(実績)
【2014年度】348万人/日(サービス量見込〈確定値〉)約11%増

[改革シナリオ参考値>
【2015年度】361万人/日
【2025年度】463万人/日

■定期巡回・随時対応型サービスの実施見込[確定値>:
【2012年度】189保険者(12.06%)・利用者0.6万人/日
【2013年度】283保険者(18.07%)・利用者1.2万人/日
【2014年度】329保険者(21.0%)・利用者1.7万人/日
在宅サービス利用者割合 0.48%

[改革シナリオ参考値>
2015年度 利用者1.0万人
2025年度 利用者 15.0万人

■複合型サービスの実施見込[確定値>:
【2012年度】109保険者 利用者0.2万人/日
【2013年度】185保険者 利用者0.5万人/日
【2014年度】233保険者・利用者0.8万人/日
在宅サービス利用者割合 0.23%