<In Too Deep> | UNDRESS ME!

<In Too Deep>

     ~夢うつつ~
      

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貝の中から~・・・、アイパッチ男!ありえね~~!
とっても愉快な映像です。しかしこのアルバム『YOUTHQUAKE』の映像はどれも監督さんがいての演出なのでしょうか。ご本人達のアイデアではなさそう。『Lover come back』もそうですが、深みもインパクトも色気もなんもありません。ひらすらミーハーに徹してPeteを愛でるのみ。

曲ですが、これはまた珍しい曲調です。なんだかほっとするような、夢うつつの中でふわぁ~んと漂っているような。そんな、D.O.A.でほっとするなんてあり得ないし。。
バックトラックは涼しげなエレピの音(コードを弾いている)と、ガギガゴ言ってるシンセベースの対照的な響きが面白いアレンジ。そしてPeteのボーカルと大人声の男女コーラスとがマ~ッタリと絡み合って、良いムードを作っています。
イントロはいかにもこの時代の音って感じで私は好き。スクリッティポリッティとか、思いっきり重なりますね。『RIP IT UP』バージョンのスッカスカのイントロも清々しくて好きです。



こちらは3度目の来日より同曲。

       

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せつないっ、これはせつないっ!
前回来日ステージの激しいアクションとは打って変わってほぼ直立状態、目を閉じて曲に精神を集中しているPete、・・・これは夢か幻か、触れたらハラハラと砕け散ってしまいそう。

こんな透き通るような彼の姿を見てしまったら、守りたい、無性に守りたい、守りたくなる、あぁこの衝動。このお方はいつもまわりの人に守られている存在だなー、と思ってはいましたが、これ見たら私も名乗りを上げたくなりました、「すみません!私にも守らせてください!」
最近Peteが出演しているTV番組、相当えげつない表現もまじえての毒舌マシンガントークで共演者を泣かせるまでとことん追い込んだりしているけど、よくよくきいていれば(英語よくわかりませんけど)、その内容はシビアなまでに無垢で純粋。そんな心は世界中探したってめったない。ましてや私はそこまで純粋を貫くことなんてとてもできない、私の価値なんてハナクソみたいなものよっ、私の命いりませんっ、あなたが大事、あなたを守ります!守れPeteの魂の純潔!!(鼻息荒しっ)

と、見るたびあらぬ方向へと衝動掻き立てられ、大興奮してしまう映像であります。(この後、舞台裏で大乱闘があったとはとても思えません。)
でもほんと、そばにいる人達はきっとPeteが大事なんだ。よくJポップのお決まり歌詞で「きみを守りたい」ってあるけど、「守る守るって、いったい何からどうやって守るんじゃいぃ!」と、異常反応的にいきり立ってしまう私でしたが、Peteを見ていてよくわかりました、自分より価値があって大切な存在って意味ですのね?

ところで、この映像で私は見逃しませんよー、後方でショルダーキーボードを弾いているではありませんか!私はかつてショルダーキーボードマニア。これはカシオのAZ-1ですね、1986年製、69,800円、間違いないっ!
この時代、ショルダータイプ流行ってたっぽいですね。他にもジャネットジャクソンとかジョージデュークとか。しかしD.O.A.はカシオですよ、CASIO!ある意味お目が高い!カシオのキーボートは安価で高機能、侮るなかれです。と言えるのも、私がかつてカシオキーボードのデモ演奏のお仕事をしていたからわかることなのですが。でなければその価値を知ることもなかったでしょう、楽器買う時にわざわざ選ぶメーカーではナイ(失礼!)ですから。しかし同価格ならカシオには他メーカーのワンランク上機種の機能がついています。(ここ最近の事情は知りません)
だからと言ってD.O.A.がそこまでセコくお値段吟味して選んだとも思えないので、業界事情(カシオの営業がガンバった?)によるものか、使い勝手が良くて気に入ったか、または単純にフォルムが良かったのでしょうか?ヘッドの部分、ギターぽくてかっこいいかも。

そう言えば、私がカシオのショールーム(一般客用ではない、当時新宿住友ビル)でお仕事の練習していた時、どなたか来てましたね、ミュージシャンらしき外人さん。カシオの社員さん数人に丁重に取り囲まれて、シンセサイザーの試し弾きしてました。あんな感じで選ぶのでしょうか。

itd8 CASIO AZ-1←詳細はクリックすべし!

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アルバム『YOUTHQUAKE』『RIP IT UP』『EVOLUTION: THE HITS』に収録