謹賀新年
とうに出遅れ、もう明日から仕事という時になってようやく書いております。
元旦、我が家では例年通り年に一度だけ、座敷に座ってのお祝いをしました。
年明けにふさわしい話題でないけどお許しを。
膝にかなりの不安を感じた私は、クッションを二つ折りにして膝裏にはさんでそろりと座ったのだけど、
帰省中の息子も含め、久しぶり勢揃いのお祝いを機嫌よく終えて立ち上がったら、もう右膝が伸ばせないわ歩けないわ、
なめてたわーーーー座敷に座る行為を!
以前から年に数回、右膝の靭帯や半月板損傷の後遺症に悩まされていたのだけど、昨年10月にやっちゃった後、
これまで3日ほど足を引きずるだけで治っていたものが治らなくなり、1ヶ月ほどかかってましになったころに、
筋トレが足りないと思ってスクワットなど少々したら、翌日から階段や和式トイレも
曲げれない!
治るどころかひどくなる一方の気がして
整形外科へ。
変形性膝関節症(ごく初期らしい)
はあ?
軟骨がすり減る?
高齢者の印みたいに思っていた膝の状況に耳を疑ったのは12月半ば。
湿布でようやく曲げられるようになった矢先の元旦だった。
悲劇はまだ続く。
寝不足の皆がそのままゴロリと寝息をたて始めたころ雪が降ってきて、風雪強い中、庭の洗濯物を足を引きずりながら数回往復して取り込む。
膝は痛いし手は凍りそうになるし、ごろ寝の家族に心の中で八つ当たり。
その気持ちと膝がまた次の悲劇を生むことになる。
座敷ではストーブガンガンかけっぱなしだったので、ひろげっぱなしのおせちが傷むといかんと、片付けにかかる。
台所と離れているので、往復回数を減らすべくお盆に目一杯の片付けものを載せ、膝の痛みを我慢しながら台所へたどり着いた瞬間、
ガッシャーーーン!
そのうちの一つが見事に砕けた。
それはよりによって、「これは家宝や」と義母や夫の毎年同じセリフとともに、元旦だけ登場するピーヒャララと泣く徳利だった。
やってしまったーーーーー!
これもあれも(?)もとはといえばこの膝のせいだーーっ!
遡ればママさんバスケットさえしなければだけど、あれは楽しかったから今さら思うまい!
もう二度と畳に座るまい!
義母は何年も前から座敷でも椅子が欠かせないけど、えーーーっ!すでに私も!?
てなわけで、元旦早々ショックから立ち直れなくて、おまけに唯一の今日までの正月休み、明日からの仕事のために膝を少しでも治すべく、
車で最寄りの神社の初詣以外はどこへも行かずに、今ブログを書いているわけです。
あぁ、年の始めから思いやられるやん!
そういえば昨年の目標のパラグライダー体験は達成したけど、今年の目標はあまりに残念なスタートだったのでまだ考えていません。
いいこともあった。
リュウマチがすすんであちこちが痛い義母が、座席の高い家の車に乗るのを嫌がっていたのだけど、
この度は何とか乗せて初詣へ行けたついでにぐるりと周辺を一時間ほど一回り、地元をドライブして、
山も川も海も久しぶりの絶景に喜んでいた。
たったそれだけのことで。
家族の嬉しい顔が見られるのは幸せな気分になる。
さんざんなスタートだったけど、良しとしよう!
初詣ついでのドライブで、寄った芦屋浜。
東京の喧騒からしばし休息中の息子が夢中でシャッターを切る、の図。
強風と雪で誰もいないけど、絶景だった。
これも「初日の(とっくに)出」
左やや下が、今はなき例の家宝(と言っているけど定かでない)
おせちは蒲鉾以外はほぼ夫作(病気してから少しずつ私から夫作の割合が増え、今年は私と息子が少しだけ)
鯛は安い生を買って焼いて、庭のバランと南天で飾るのが恒例となっております。