NHKは尖閣列島の「気象通報」を放送すべきだ
日本会議という団体があります。その会の公式見解ではないとのことですが、示唆に富んだ内容なので、概略をお知らせします。
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尖閣諸島が国有化され、今後は実効支配のあり方が問われます。
さて、NHKラジオ第2放送は、一日3回、気象庁予報部の発表として全国並びに北東アジアの「気象通報」を伝えています。
気象通報は、沖縄県の石垣島から始まって順々に北上し、稚内まで伝えた後、東アジア各地の情報を伝え、南鳥島で終わります。
韓国は以前から竹島(韓国名:独島)の予報を、中国は先日から尖閣諸島の魚釣島(中国名:釣魚島)の天気予報を流し始めました。
私たち日本会議が沖縄や東京で開催した行事でも、石垣島や宮古島の漁民の方より、尖閣諸島周辺の気象情報を配信して欲しいとの強い要望がありました。
毎日のラジオやテレビのニュースで日本の領域の天気が放送されれば、領土・領域に対する関心と愛情を育むことにつながります。
竹島や択捉島は外国に不法占拠されているため、領土問題化している地点の気象データを相手国から正規ルートで入手することは、相手国の支配を容認することになり難しいでしょうが、「魚釣島」や「沖ノ鳥島」は日本が実効支配しているわけですから、新たに観測点に加えることは十分実現可能ではないでしょうか。
現在、南鳥島には国交省が「気象庁南鳥島気象観測所」を設置し、15名ほどが常駐しています。(別途海上自衛隊も10名ほど常駐。海上保安庁はかつて電波航法無線局を置いていましたが、利用船舶の減少により、無線局を閉鎖しました。)
沖ノ鳥島は無人ですが、洋上プラットホームに無人気象観測設備を置いていますのでデータは得られるはずです。
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以上の提言の中でのポイントは、