2年前の12月初めに市場で自然薯を買いました。
お店のおばさんが、『土の中に埋めておけば
お正月に食べれるよ』とおっしゃったので
持ちかえり埋めておきました。
すっかり忘れて食べそこない、今年
葉がでてきて、むかごがなりました。
もう少し大きくなったらゆでで、お塩をつけて
美味しく頂く予定です。
組織の中でも、同じような事がありますね。
今までほとんど目立たなかった方が地道に
コツコツ努力を重ね、頭角をあらわし
中核を担う存在に育っていくケースです。
当家のむかごも、ガーデナーのアドバイスのもと
肥料を与えましたが、組織の中でも人材が
成長しやすい土壌をどれだけ整えてあげられるのかは
とても重要です。
もちろん、個々の努力も否めません。
先日、面談をした建築設計事務所の新人さんは
本を読み、色々な人に出会い、芸術に触れ
自分を広げたいとおしゃっていました。
彼女は自分なりに、成長するために
何をすべきか考えて、そうおしゃっていたのですが
彼女が言った事全て、この会社の社長さんが
努力されている事ばかりです。
そういう経営者の背中が、後に続く世代を
育てていくのですね。
地中に奥深く埋まって、育つ見込みが
ないように思える人材も肥料をあげ
たっぷり愛情を注ぎましょう。
その努力は必ず、実を結びます。
ペタ変わりに、こちらにお願いします。