男子脳 | 一度の研修で人生を変える!メタモルフォー代表ブログ♪

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自分も相手も尊重する『アサーティブネス』を軸に、人生を変える研修をプロデュースしています。ハラスメントからロジカルまで、いつでも全力で参加者をサポートしています☆

午前中の会場から、午後の会場に

移動中の出来事です。

やっとおしゃべりをしだしたかのような

小さな男の子が、雨に濡れて立っていました。


細い道の真ん中で、長靴をはいて

可愛いらしいカッパを着て、傘を持つ手は

垂れ下ってボーと、立っていました。


周りに誰も大人がいないので、一瞬『迷子なの?』と

思って良く見ると本人は、恍惚とした表情で

『れんしゃ、れんしゃ』とつぶやいております。


彼の視線の先には、東海道線が音を立てて

走っておりました。

かなり遠くの方で、あきれ顔のお母さんが

うんざりした顔で、こちらを眺めています。


私は『ああ、いつものパターンね』と

安心して、先に進みました。

何しろ、午後の研修にギリギリ到着だったので…


電車が眺められるポイントに子供がいる場合

大抵の場合、男の子です。

そこに、母親が一緒にいるとしたら

お母さんには何種類かのパターンがあって


・子供のペースで一緒にしゃがみ、のんびり眺める

・うんざりした顔(今日のお母さんのように)

 でも、子供の情操教育のため黙って待つ

・もういい加減にしようよと、子供の手を引っ張る。


大抵、この3パターンに類別されます。

それらの女性にとって、その鉄の塊は

乗り物以外の何物でもないのです。


でも、そこにお父さんが一緒にいるとしたら

親子そろって、ほぼ同じ顔をして立っています。

いわば、よだれを垂らしているというのが

よりふさわしいのではないかという表情です。


二人の男性にとって、この鉄の塊は

夢見心地にさせてくれる存在なのです。


もちろん、女性が電車嫌いだというつもりはありません。

最近は女性の車掌さんもずいぶん、増えました。

男性はこう、女性だからこう

などと差別する気は毛頭ありません。


でも、私はお父さんと小さな男の子が

得も言われぬ満足感に満ちた表情で

電車を眺めるのを見るたびに

男性と、女性は、なんと違うものだろうと考えてしまうのです。


違うからこそ、惹かれあうのもまた人間なのでしょう。

そんなわけで、その後のマナー研修で

価値観について熱く語ってしまいました。


『あなたの価値観が素晴らしいように、相手の価値観もまた素晴らしい』

『マナーとは価値観の違いを認め、尊重する行為』

私はそう、思っています。


だからこそ、マニュアルに縛られない

相手の価値観に合わせたマナーを実践する価値があるのです。

あなたが、大切にしている事はなんですか?

『自分を愛するように他の人を愛す』

シンプルだけど実践は難しい真理です。



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