日曜日の話。

札幌2日目。

昼前にロビーに集合し、札幌中央市場へランチに行くことに。

日曜日に合流した人もいたので、
そのタクシーの道中で、昨日のラーメン屋にギョーザがなかったことを
愚痴ってました。

タクシーの運転手が話に耳を傾けていたようなので、
「札幌でおいしい餃子の店ってどこかあります?」と質問すると、

しばらく考えてから、
「う~ん、やっぱり“みよしの”あたりが有名なんかなぁ」との回答。

また、“みよしの” や。

そうか、とくれば、何が何でも、今日はみよしのにいかなあかんな。

そんなこんなで、ランチをおえ、さらに午後の予定を終えて、
夜の札幌に繰り出すのです。

3軒目のスナックに着いたとき、時計を見たら、23:00。

そういえば、みよしのって、何時までやろ?
せっかく来たのに、早い時間に閉店してたら行かれへんやん。

というわけで、携帯で店を検索。

HPを見ると、カレーと餃子の店って書いてある。

カレーと餃子って!

まあええわ。

店舗を検索すると、すごいね、札幌だけで18軒ある。

店舗を検索すると、近くに店があって、
夜中の2:00まで営業してました。
すこし安心。

この店を出てからでも十分間に合う。

餃子を食べるために、晩ご飯も控えてる。完璧ですわ!

ところが、このスナックのママさん、すごくサービスがよくて、
まず、ゆがきたてのアスパラが大量にド~ン。

続いて“ゆで卵食べ放題”という嬉しいような悲しいようなサービスで、卵がド~ン。

北海道の人って豪快やね。

とどめに、「お腹すいてない? 素麺作るわ」って

大量の素麺がテーブルにド~ン。

ド~ンの3連チャン。

アスパラとかめっちゃうまかったけど、できるだけ控えようとしてたのに、
さすがにみんなも晩ご飯食べた後やから、素麺が大量に残ってる。

せっかく出してもらったのに、残すのも悪いなぁ…。
と思いつつ、気付いたら、ズルズル~、ズルズル~。

結構食べた。腹いっぱい。

そして、退店。

時間は24:00過ぎ。

さあ、どうする?
2:00までまだ時間があるから、もう1軒行って、すこしお腹を落ち着かせるか。

という訳で、さらに一軒。

すると、そこで別グループが先に飲んでたので、合流。
となると、話が盛り上がりますよね。

時計を見ると、1:30。

やばいっ! 閉まってしまう。
早く切り上げないと。

と思いつつも、話はエスカレートするばかり。

1:40

どんどん盛り上がる。

1:43

まだまだエスカレート

やばい…。
ドラマの24の時計の音が頭の中を巡って行く。

1:45

その時、

眠気と戦って、うつろうつろしていた女性が、
そろそろ帰りません? の一言。

よっしゃ~!!

1:47

先に行きま~すと一心不乱に店を出て、みよしのへ猛ダッシュ。

気がつくと、一人だけ一緒に来てくれました。

1:50

滑り込みセ~フ。

よかった、これで札幌一の餃子にありつける。
北海道の旅の最大の目的がようやく達成できる。

余韻に浸るのもつかの間、メニューを物色。
餃子200円、カレー300円。

安い!

セットにすると470円。

せっかくやから、両方食べたい。

と、メニューを見ると、まる徳みよしの盛カレーっていうのを発見。

大盛カレーに、餃子1人前、半熟卵つき。600円。

これや、これしかないっ!

札幌の夜をしめくくるのはこれしかないで~!

ということで、注文。

で、作っている工程を見てたら、目を疑うような光景が。

店員がタッパーを開けたから、何が出てくるんやろ?

って見てたら、

な、な、なんと、

中から餃子がっ…!!

おいっ!

焼いてくれるんとちゃうんかいっ!

焼き置きした餃子をのせるんかいっ!

ちょっと、待っ…。

という間もないままに、目の前に登場。


餃子1000



完全に戦意喪失や。

味は、言うまでも有りません。おいしいとか、おいしくないとかの問題の前に、
タッパーから出てくる焼き餃子って。

閉店前やから?

カレーにのせる具やから?

普通に餃子を頼んだら、焼いてくれてたん?

遠距離恋愛の恋人にせっかく会えたと思ったら、
風俗嬢になってたような、
そんなハートブレイクな札幌の2日目でした。

というわけで6個完食

          餃子1000個まで、あと470個