今日は戸籍について勉強をしましょう!
戸籍というのは、自分の出生から死亡までの履歴書にもなり、家族の繋がりを証明する書類となります。
本籍=戸籍を見るというイメージをお持ちの方が多いかと思いますが他にも以下のようなことが記載されています。
1 氏名
2 出生の年月日
3 戸籍に入つた原因及び年月日
4 実父母の氏名及び実父母との続柄
5 養子であるときは、養親の氏名及び養親との続柄
6 夫婦については、夫又は妻である旨
7 他の戸籍から入つた者については、その戸籍の表示
8 その他法務省令で定める事項
こんな感じです。
さーてここで問題です。
自分のルーツとなる本籍地はどこにすれば良いのでしょうか?
答えは……日本国内であればどこでも良い(海の中とか富士山の河口とか戸籍の地名になっていない場所はさすがにダメですよ)
ですので、皇居にするもディズニーランドにするも勝手なわけです。
(いざ戸籍を取りに行く時面倒な場合もあるので要注意です)
さてさて、そんな戸籍には様々なルールがあります。
たとえば、三代戸籍の禁止
1つの戸籍に、親子が記載されることがあっても、孫が記載されることはありません。
ですので、親の戸籍にいる状態で子供が産まれたら、その子供と一緒に新たな戸籍が編製されることになります。
結婚したときも、自分が独立した戸籍でなければ、新たにその夫婦のために戸籍が編製されます。
さらには分籍という制度があり、20歳になると親の戸籍から独立して新戸籍を編製することもできます。
ここに書いた以外にも戸籍っていろんなルールがあるんですよ。
意外と奥が深い戸籍について、もうしばらく勉強していきましょう!