読売新聞にインタビュー記事が掲載されました | リベラルアーツの精進と実践の日記

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27日の読売新聞夕刊(大阪版)に、橋下改革に関連して、私へのインタビュー記事が掲載されています。


もし良ければ、見てみていただけると幸いです。


関西以外は不掲載なので、ご参考までに、以下に転載します。アップ


◎橋下改革インタビュー。日本総研主任研究員、山中俊之氏


 公務員と民間の違いは、一言で言えば危機感ですね。公務員は普通にしていればクビにはならないし、昇進もする。私は外務省をやめて今の仕事に就きましたが、公務員の安泰な生活の中で、自分の能力開発を怠ってしまうことがありました。


今は、来年の年収すらわからない。市場価値を高めるために、1分1秒たりとも無駄にできないという気持ちがあります。


公務員の給料は高すぎるとの批判があります。組合は民間と同じ水準だと訴えていますが、それだけの成果を出しているかという根源的な問題が突きつけられているんです。学歴と経験年数だけでは報酬を払う理由にはならない。


業績の上がらない人まで自動的に昇給する制度は疑問です。業績を上げなければ給料は1円も上がらないという意識を植え付けるべきです。


公務員は総じて潜在力は高いと思います。ダイヤモンドの原石ではあるが、磨かないからどんどんくすんでしまう。



公務員はみんな純粋培養のたこつぼなんですよ。原石を輝かせるには外部人材を入れて競わせるべきです。


有能な人を全国から公募すればいい。大阪府の場合、空席の副知事を公募するのも一つの手段じゃないでしょうか。


橋下(徹)知事は、大幅な人件費削減案を打ち出しました。人材確保を懸念する声もあるようですが、大切なのはメリハリです。優秀な人材には1・5倍支払ってもいい。逆に、何もしない人の給料は半分にしてもいいんじゃないでしょうか。ドンッ