「事件の影響だかなんだ知らないけど、アニメだからって放送中止にするのはどういうことだ!
ちゃんと放送しろ!」
そんな風に思っていた時期が私にもありました。
ごめんなさいtvkさん。あなた達の判断は正しいものでした。斧女事件とか関係ない。
これはとてもじゃないが地上波で流せる代物じゃねぇ。
原作が原作ですし、ある程度のことはしてくるんだろうなと覚悟はしてましたよ。
けど放送された最終回は、そんな生半可な覚悟なんざ軽く打ち崩してしまうほどのものでした。
これ放送してたら逆に斧女事件のほうがかすんでしまってたかもしれないんじゃね?
とさえ思わせる最終回。むしろ当初は放送しようとしてたことがすごいよ。
飛び散る血しぶき、崩れる死体、さばかれる○○・・・。
阿鼻叫喚の地獄絵図とはこのことを言うのか。
何から何までが最悪でした(褒め言葉)。
中盤からの怒涛の展開は、もう言葉で説明できるレベルを超えてます。
死体を見つけた言葉は、世界を屋上に呼び出し、
置かれたバッグの中には、解体された誠の死体。
世界の妊娠は嘘だという言葉は、世界をのこぎりで殺害、
さらに子宮をかっさばいて一言。
このときの子宮からのカメラワークが怖すぎる。
ラストは誠の首を胸に抱いて、まさかのNiceboat.
・・・グロい、エグい、すさまじすぎる。
「ヤンデレクイーンここにあり」と健在振りを存分に見せつけたアニメ版Schooldays。
原作の「鮮血の結末」「永遠に」という二大バッドエンドすら超えた、このアニメは、
歴史に名を残す作品となったと思います。
お笑い芸人、江頭2:50さんの名言の一つにこのようなものがあります。
「1クールのレギュラーより、1回の伝説」。このアニメはまさにこれに当てはまるものでしょう。
どう考えても第二期とかは無理そうなアニメですが、
大勢の人の心に残る伝説となったことは間違いないです。
間違っても万人にお薦めできるようなものではないし、倫理的にもアウトでしたが
話題性抜群のあらゆる意味で面白かった作品でした。
これから見ようと思ってる人は十分覚悟しといてくださいね。無意味でしょうけど。
いやぁ、いいもん見せていただきました。ゾクゾクシタ。悪寒ガシタ。吐気ガシタ。
これだからヤンデレはやめられないです。
最も戦慄した今回の名台詞
『やっぱり嘘じゃないですか。
中に誰もいませんよ。』
著者:秘密結社