まいどです!
仕事に情熱と充実感を持って生きることを支援してる、東北~東京で活躍中の仙台在住カウンセラー 高貝 コウヤです。

さて前回、怒られグセと孤立グセが高じて、最初の会社を辞める決心につながったことを書きました。今回はその詳しいお話しを。

まず、前提として。

最初の会社に入ってからはずっと、自分には息苦しく、かつ全くうだつが上がらない環境だと感じていました。
以前は当時を「暗黒時代」と呼んでいました(笑)。今はかなり違う感覚なんですけど。

自分なりに、仕事を頑張ってはいたつもりでした。

朝の7時に出社してみたり、夜は夜中の1時・2時まで仕事してみたり。
長時間働くのが偉いわけじゃないんですが、当時はそれも一つのアピールだと思ってたんですね(笑、若かった。)。

アメリカと電話で話したリするのに、その時間帯じゃないと相手が出社しておらず電話に出ないから、といった事情もありましたけど。

しかし、書いてきた通りよく怒られ、孤立し、仕事ぶりもあまり評価もされていないと感じていました。自分より出来るヤツも一杯いると思いましたし。

それなりに頑張ってるつもりだったので、いくらなんでも最下位だとは思っていなかったのですが....。

大変ショックだったことに、自分の評価は最下位だったんですね(^^ゞ。
なぜそれが分かったかというと。

当時その会社では
定期昇級みたいなものがあったんです。社員4級から3級になる、みたいな。普通は全員が昇級する感じでした。

ところが、同期入社の連中は全員昇級したのに、自分だけ昇級しなかったのです。しかもその事実は、社内放送によって知らされました。

昇級者全員の名前が読み上げられたんですが、同期の中で自分の名前だけ呼ばれなかったので、少なくとも同期の連中は気付いたハズ。

いやあ、今考えてもなかなか、強烈な伝達手段ですね(汗)。
もともとプライドが崩れかけてたんですが、崩れて砕けてペシャンコになった感じでした(笑)。

色んな思いがよぎりましたね....頑張っているのに、何でオレだけ?もっと出来ていないヤツがいるハズなのに!とか、何でアイツが昇級出来て、俺は出来ないんだ、とかね。

一方、反省もしました。やっぱり、自分がダメだからじゃないだろうかと。悪い部分があったからじゃないかと。そういえばちょっと前に、部長から仕事の進め方が悪いと、しこたま怒られたしなあ、とか。

どうして昇級出来なかったのか、聞けば良かったのにと、今なら思うのですが、当時は聞く勇気が無かったですね。ますます落ち込みそうで。

あるいは、それをバネにもっと頑張って見返そうとか、悪い部分を直そう、改善しようとか、前向きな受け取り方も考えられるのですが。

結局当時はその出来事が「敗北感」として、自分の中に居座り続けたように思います。

その敗北感は次第に、「この会社でいくら頑張っても、評価されないし、伸びもしないし、俺には合っていないんじゃないか?」という思いにつながっていきました。

そしてそれは、「俺にはもっと合う会社が他にあるんじゃないか?」という思いへと、少しずつ変化していったのです。

そうなってくると、もう、会社の様々な事柄に頻繁に違和感を感じるようになってしまいました。

そして会社に対する違和感を決定的にしてしまった、ある出来事が起こり、それによって「転職」を決意することになったのです。
※その詳しい内容は、また次回に書こうと思います。

何だか不幸話を書いているような気もしますが、私は上記の出来事が
悪いことや不幸なことだとは、今は思っていないんです。

逆にその出来事があったおかげで、会社の事で悩む気持ちや、転職する人の気持ちが良く分かりますし。キャリアカウンセラーという仕事をやる気になったキッカケでもありますし。

タイムマシンがあったらば、その当時の自分に会いに行き、カウンセリングしてあげたいですね!。それによってかなり、救われる部分があるんじゃないかな?

転職するにせよしないにせよ、このような問題をじっくり相談できるカウンセラーは、世の中に必要だと思うのですが....なかなかいないのが現状ですね。だから、自分は
キャリアカウンセラーと言う仕事をずっとやり続けたいと思っています。

次回は、自分の転職を決定付けた「ある出来事」から、書きたいと思います。
それでは、また。