他人との融和や協調を優先し、どちらと言うと自己主張が弱いのが私たち日本人の九通の悩みだと思うが、アメリカファーストでも国連ファーストでもない「日本ファースト」という政治団体が出来たのは一つのショック療法としていいのかも知れない。
とにかく自分ファーストではなさそうだ。
私たち日本人の独立独歩の気概を持て、と叫んでいるような趣がある。
日本ファーストだからと言って排外主義を取る国粋政治集団だ、などと誹謗中傷に走り回る人は滅多にいないだろうと信じている。
日本を大事にしましょうね団体、だと思ってもらえればいいだけの話で、日本ファーストは日本国民ファーストの趣旨だと言えばそれで済むような話である。
小池新党の出現を警戒する人たちはあらゆる機会を利用して日本ファースト潰しを画策しているようだが、ここは絶対に引かないことである。
アゴラの執筆陣の中では商標権侵害の話を持ち出して日本ファーストの行く手を妨げようとしている人まで現れたが、商標権を盾にして政治団体の自由な活動を侵害するような乱暴なことを日本の裁判所が簡単に認めるとは考え難い。
政治活動の自由は経済活動の自由と同様に憲法で認められているのだから、実際には経済活動に利用もしていない商標の登録で政治団体の活動を制約できると思い込んでおられる方の感覚がおかしい。
日本ファースト、大いに結構。
少々ディスられても、怯むことはない。
もう、みんなが日本ファーストをライバル視している。
ついに、読売までは小池さんが日本ファーストを全面的に支持し、応援していることまで書いている。
日本ファーストの前途は、洋々としている。
まあ、大分誇張が入っているが、当事者の方々はそう思い込むことである。
本人がそう信じないのに、周りの人を巻き込むことなどとても出来ない。