豊洲はかなりヤバそうだが、それでも手を入れれば使えそうだ | 早川忠孝の一念発起・日々新たなり 通称「早川学校」

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弁護士・元衆議院議員としてあらゆる社会事象について思いの丈を披歴しております。若い方々の羅針盤の一つにでもなればいいと思っておりましたが、もう一歩踏み出すことにしました。新しい世界を作るために、若い人たちとの競争に参加します。猪突猛進、暴走ゴメン。

豊洲の建物棟の地下はどんなに酷いのか、と心配していたが、とにかく人の立ち入りは出来る状態だったということが分かってきた。

都の職員が青果棟の地下への立ち入りを、とても議員の皆さんに立ち入って頂けるようなところではありませんから、などと言って頑強に断っていた、などというとある都議会議員の書き込みから、これは相当ヤバいことになっているぞ、危険だから近づくな、と言っているのだろうなどと受け止めてしまったのだが、そこまでのことはなかったようだ。

共産党の都議団に続いて民進党の都議団、公明党の都議団、その他の都議の皆さんが相次いで建物棟の地下の空洞の視察をされていて、今のところ誰一人として健康被害を訴えている人はいないようだから、都の職員が立ち入りを峻拒していたのは明らかに過剰反応だったということだろう。

今のところ地下空洞に滞留している水は雨水で、特に危険性はないようだ。
排水施設がちゃんと機能すれば滞留水もなくなる、ということであれば、何とか対応できる範囲である。

安全性に問題がないのであれば、豊洲を使うことには問題がない。
いや、むしろ、折角完成した豊洲を使わない手はない。

しばらくは風評被害でみなさん大変だろうが、安全が確認されればそれで結構。
使い勝手の悪いところは、慣れるしかない。

適者生存。
合せるしかない、ということもある。

まだ専門家の方々の調査結果が出ていないのだから、部外者の私たちがいくら騒いでも詮方ないのだが、色々調査してやっぱり豊洲移転は急いだ方がいい、という結論になることもある。

今は、予断を持たないことである。
小池さんがリオから帰る頃には、ほぼ問題の全容が見えるようになっていると思う。

慌てず、急げ。
ただ、それだけだ。

決めるのは、全容がほぼ掴めた後でいい。