組織票にカウントされたくない人たちが取るべき行動 | 早川忠孝の一念発起・日々新たなり 通称「早川学校」

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弁護士・元衆議院議員としてあらゆる社会事象について思いの丈を披歴しております。若い方々の羅針盤の一つにでもなればいいと思っておりましたが、もう一歩踏み出すことにしました。新しい世界を作るために、若い人たちとの競争に参加します。猪突猛進、暴走ゴメン。

組織票にカウントされたくない人たちがいわゆる無党派層なのだろう。

支持政党が決まっていても、時には別の党に入れる人も無党派層の仲間である。
社長や上司から言われても言われたとおりに投票しない人、親の言うとおりには投票しない人も無党派層だろう。

無党派層の支持を獲得できるような選挙運動なり政治活動を候補者の皆さんにはやっていただきたい。

さて、それでは組織票にカウントされたくない、自立した方々はどうすべきか。
投票しないというのは、最悪の選択である。
権利を放棄するのは、自立とは言わない。
単なる逃避か、あなた任せ、である。

逃げないで欲しい。
諦めないで欲しい。

どうしてもどの候補者にも票を入れたくない人は自分の名前を書くことだ。
当然無効だが、とにかく自分の意思を投票で示したことになる。
自分の名前を書いた人は、条件さえ整えばいずれは自ら立候補すればいい。
自分が自ら選挙に挑戦することを視野において自分の名前を書いておけば、いずれは実際に選挙に立候補している候補者と自分のいずれが議員として相応しいか比較検討するようになる。

白票運動なる選挙運動があるようだが、白票を投じるのはいささか勿体ない。
白票では何のメッセージにもならない。
同じ無効でも、何か書いてあればそれなりに自分の意思を対外的に示したことになる。

無効票を投じるのが嫌な人は、ギリギリまで考えて、祈る思いでいずれかの候補者の名前を書くことだ。
そう簡単に祈りは通じないだろうが、その一票は格段に重くなる。
如何か。