さあて。若い方々の眼力がどの程度か見てみよう | 早川忠孝の一念発起・日々新たなり 通称「早川学校」

早川忠孝の一念発起・日々新たなり 通称「早川学校」

弁護士・元衆議院議員としてあらゆる社会事象について思いの丈を披歴しております。若い方々の羅針盤の一つにでもなればいいと思っておりましたが、もう一歩踏み出すことにしました。新しい世界を作るために、若い人たちとの競争に参加します。猪突猛進、暴走ゴメン。

今回は20代の若者の投票率がどうなるかに注目している。

60代以上の世代の投票率より20代の投票率が20パーセントも下回るようではどれだけインターネット選挙だ、選挙で日本が変わるんだ、などど騒いでも虚しい。

選挙に行かないというのは、アンケート調査のときにいつも分からない、と答えるようなものだ。
いや、答えないでアンケート用紙を破り捨てたりアンケート用紙を持ち帰ってしまうようなものだと言った方がいいかも知れない。

今はただのアンケート用紙だが、実は社会への入場券だったり、なんらかの公的資格取得の申請書だったりする。
いずれ選挙に行ったか行かないかを問われる時代が来る。

今年の就職面接で、日本の選挙についてどう考えますかなどと問われた時に何も答えられないようでは、よほど社会的責任感が欠如している若者だと分類されてしまう。

分からないと答える人は、レストランに行ってメニューを見ていつまでも決められない人と同じだ。
グズグズといつまでも決めないのでは店が迷惑する。
同席している仲間が迷惑する。

みんなと同じ選択をするのは無難ではあるが、お店の人に決めてもらうのは感心しない。
自分の好みぐらいは言えるようになって欲しい。
もっとも、この点に関しては私もあまり大きな口は利けないが。

お任せします。
おススメは何ですか。
適当に。

よく分からないとそんな注文の仕方をしてしまうことがある。
慣れていないと、どうしてもそうなる。
ある程度は仕方がないことだが、いつもいつもそうであってはいけない。

私は、60代以上の世代よりも若い人たちの方がより多く投票所に足を運ぶようになる時代を待っている。
さて、今回の東京都議会議員選挙はどうだろうか。
若い方々の眼力がどんなものか知りたいところだ。