全柔連の執行部は世間の目を恐れていないようだ。
第三者委員会から遵法精神に欠けている、と指摘されたぐらいだから、叩けば埃が出る組織だということだろうが、現執行部は改革に名を借りて居座りを決め込んだようだ。
執行部の人たちが居座りを決めるのは、大体は臭い物に蓋をしようとするときだから、全柔連は相当性質が悪い。
これでは第三者委員会の人たちが怒りだしてもおかしくない。
正義感で知られる郷原氏などが第三者委員会の委員長を務めていたら刑事告発ぐらいはやってのけるかも知れない。
国会もちょっと大人し過ぎる。
文部科学委員会などで参考人招致の話が出てもおかしくないケースだと思うが、なぜ皆さん全柔連問題に触れないのだろう。
今のところ読売だけが熱心にこの問題を追いかけているようだが、マスコミもちょっと鈍い。
橋下バッシングをしていて、全柔連問題などどこかに飛んで行ってしまったということだろうか。
参考:6月11日読売配信記事抜粋
「指導者による暴力や助成金の不正受給問題など不祥事に揺れる全日本柔道連盟(全柔連)は11日、東京都文京区の講道館で理事会を開き、一連の問題について対応を協議した。理事会後の記者会見で上村春樹会長(62)は「困難な状況できちんとした改革をやることが私に課せられた使命」と、今後も続投する意向を表明した。
上村会長は、4月に出た助成金問題の第三者委員会の中間報告で「順法精神の欠如」などと指摘されたことを受け、「近いうちに進退を明らかにする」と辞任を示唆していたが、この日は一転、「(組織改革を)やり切る」と語った。理事会では人心一新を求める声も出たというが、多数には至らなかった。」