こういうビッグニュースは、早く皆さんにお知らせするに限る。
私のブログを毎日熱心に読んでくださっている方は、私がどんなことに取り組んでいるかリアルタイムでお分かりになるはずだ。
私にとっては小さな奇跡だ。
こんなことが本当にあるのかしら、という思うようなことである。
4年前に衆議院選挙で落選した時に、大学で若い人たちに何かを語れるようになりたいものだと思って、そう私のブログに書いておいた。
知的財産権分野での権威である友人の中山信弘氏にどこかで教えられないかなあ、と聞いてみたら、何を教えるの、専門は何にするの、と聞き返された。
駿河台大学の学長を務めていた友人の成田氏にもどこかで教える口はないかしら、と電話で問い合わせしたら、法科大学院はどこもかしこも火の車だから無理だろうということだった。
若い人たちに伝えたいことは沢山あるが、大学にそういう場を求めることが如何に難しいか、ということを痛感した。
なにしろ、専門は何?と聞かれると答える術がない。
いくら人を押しのけてでも大学で教えることが出来るようになろうと希望しても、専門がなければ、数多人材がいる東京では到底叶わない夢である。
コネでは何ともならない世界である。
ところが昨年4月、国士舘の関係者から大学院で教えて欲しいという話が舞い込んだ。
殆どボランティアだが、非常勤講師になって欲しいということだった。
ふーん、と思いながら、引き受けてみることにした。
あれから1年が経った。
多分、今、私は救急救命士法学の最先頭を歩いている。
私は弁護士ではあるが、ドクターではない。
その私が7月の臨床救急医学会で発表をすることになったのである。
1年前にはおよそ考えられなかったことである。
本当は大学で憲法を講じたいのだが、まあ、これはこれでいい。
かなり形は変わったが、まあ願いは叶った、いや叶いつつある、ということだろう。
願えば叶う。願わなければ絶対に何事も叶わない。
私の日頃の呪いがほんの少し功を奏したようだ。
メイクミラクル。
皆さんにもお裾分けする。