維新の迷走が端的に現われているこの文章に捉われないことが、維新の歩む道 | 早川忠孝の一念発起・日々新たなり 通称「早川学校」

早川忠孝の一念発起・日々新たなり 通称「早川学校」

弁護士・元衆議院議員としてあらゆる社会事象について思いの丈を披歴しております。若い方々の羅針盤の一つにでもなればいいと思っておりましたが、もう一歩踏み出すことにしました。新しい世界を作るために、若い人たちとの競争に参加します。猪突猛進、暴走ゴメン。

今の維新は継ぎ接ぎ(つぎはぎ)だらけで、若い方々のための新しい政党としての魅力がみんなの党を下回ってしまった。
ここまで古色蒼然とした文章を書くセンスは今の若い人にはないはずだ。

よほど今の維新には文章家がいない、本当の政策マンがいないという証拠だろう。
まあ、維新の政策綱領など一般の人は誰も読まないと思っての妥協なのだろうが、こういうことに拘りがないのが大阪維新の人たちの欠点だろう。

もっと言語センスを磨く必要がある。

なんだかなあ、と一般の人に思わせるような文章は残さないことだ。
石原代表の虚仮の一念でこの一文を維新の政策綱領に無理無理押し込んだのだろうが、若い方々にとっては有害無益の一文である。
たかが文章の一つや二つ、などと高を括らない方がいい。
ボディブローのようにやがて効いてくるものだ。

大阪の橋下氏の辞書には、こういう文字はなかったはずである。
誰かの借り物だったり、受け売りではいけない、まして強権的に押し付けられたものであってはであってはいけない、というのは、憲法もそうだが、政党の政策綱領も同じだ。

自分が腹の底から得心できそうもないことをしぶしぶ受け容れるような惨めなことはやるものではない。

なお、私が問題にしている文章は、次のとおりである。
皆さんのご意見をお伺いしたい。

「日本を孤立と軽蔑の対象におとしめ、絶対平和という非現実的な共同幻想を押しつけた元凶である占領憲法を大幅に改正し、国家、民族を真の自立に導き、国家を蘇生させる」