選挙を変える、日本を変える | 早川忠孝の一念発起・日々新たなり 通称「早川学校」

早川忠孝の一念発起・日々新たなり 通称「早川学校」

弁護士・元衆議院議員としてあらゆる社会事象について思いの丈を披歴しております。若い方々の羅針盤の一つにでもなればいいと思っておりましたが、もう一歩踏み出すことにしました。新しい世界を作るために、若い人たちとの競争に参加します。猪突猛進、暴走ゴメン。

自民党埼玉県連の候補者公募に応募したという若い女性から面談の申し出があったので、昨日、北朝霞のジョナサンで会った。
若い方々が、いよいよ自分の出番が来た、と思い始めているようだ。

いいことである。

競争相手は、多いほどいい。
いい競争相手は、いればいるほどいい。
競争がないところでは進歩がない。
競争がないところでは工夫がない。

志の高い若者が一人二人と増えているように思える。
結果はともかく、挑戦のチャンスがあったらとにかくチャレンジしてみることだ。
多分跳ね返されるだろうが、チャレンジすれば何かが変わる。
失敗を恐れないことだ。

選挙は、運が9割である。

そう思っていれば、誰でも挑戦は出来る。
もっとも、いくら力があっても運がなければ絶対に当選できないから、選挙は結構非情なものではあるが。

私の場合は、初挑戦から8年目でようやく当選できた。
3度の国政選挙に落選して4度目の挑戦でようやく国政の壇上に立つ資格を頂戴した。
8年苦労したからそれだけ政策が磨かれた、とか人格が磨かれた、というわけではない。
一本気の、向こうっ気が強いところが多少薄まり、角が丸くなり腰も低くなって、演説会場でそれほど上がらなくなった、という程度の変化である。
物事を考え、かつ仕上げる力は、逆にこの8年間で確実に落ちたと思う。

あれやこれや考えると、そう変わらない。
人間自体はたいして変わらないのに、当選したり、落選したり。
これが、選挙である。

いずれにしても、日本を変えようとしている人たちが増えていることは、いいことである。
日本を変えるためには、政治を変える必要がある。
政治を変えるためには、政治の担い手を替える必要がある。

政治の担い手を替えるためには、どうしても選挙を変えなければならない。

本当に役に立つ人が当選できるような選挙に変えていかないと、日本は変わらない。
チャレンジャーが増えれば、確実に選挙は変わる。

どうしても早くインターネット選挙運動の解禁を実現する必要がある。

(それにしても、結構、皆、自分のしたいことを自由に出来るようになっているから、今はそれなりにいい時代なのだろう。
高校に進学するときに奨学金の話がなかったら進学を諦めたかも分からない私の時代とは明らかに違う。
大学への進学の希望を諦めて就職の道を選んだ仲間や家族に遠慮しながら大学に進学した私の時代とは明らかに違う。
若い方々は、自分達が如何に恵まれた環境にいるのか、ということをよく自覚し、先人への感謝を忘れないようにしながら自分自身の可能性を最大限追及すればいい。)