三日で出来ること | 早川忠孝の一念発起・日々新たなり 通称「早川学校」

早川忠孝の一念発起・日々新たなり 通称「早川学校」

弁護士・元衆議院議員としてあらゆる社会事象について思いの丈を披歴しております。若い方々の羅針盤の一つにでもなればいいと思っておりましたが、もう一歩踏み出すことにしました。新しい世界を作るために、若い人たちとの競争に参加します。猪突猛進、暴走ゴメン。

市議会、町村議会の選挙区が小さな選挙では、これからの3日が本番である。




自分の後援会の主要メンバーが他の候補の陣営に顔を出した、ということになると、そこで100票くらい動いた、ということだ。


一人の人の影響力など大したことは無い、と思っておられるかも知れないが、とにかく周りの人の動きで自分の投票を決める人が多い。


地元に信用のある有力者がある候補者から離れた、ということがあからさまに示されると、周りの人が雪崩を打ったように動く。




小さい選挙の場合は、これが致命傷になる。


人間関係の積み重ねで出来上がっている選挙組織は、実に頼りになる存在だが、相当に怖い。




参議院選挙は、実に大きな選挙である。


こういった人間関係はまったく影響が無い。


影響の及ぼしようが無いほど茫漠とした選挙である。




17日間の選挙もいよいよ残すところ3日となった。




もう何をしても同じ。


寝ていても起きていても、走っていても歩いていても、結果は変わらない。


これまで糠に釘状態だった人は、ますます砂を噛むような状態になるだろう。


既に一定の人気を博した人は、さらに手応えを感じるだろう。




参議院選挙は、そんなものだ。




長丁場のロードレースがようやく終わる。


これから逆転勝利を目指して更にラストスパートを利かせることが出来る人は、よほどの力を持った人である。


そして、逆境を乗り越えて勝利を掴んだ人がいたら、是非皆さんで祝福してあげて欲しい。


逆境ほど人を鍛えるものはない。


逆境を乗り越えた人は、イザという時に必ず頼りになる人である。




一人でも多くの本物が当選することを祈っている。