旅先にて | 早川忠孝の一念発起・日々新たなり 通称「早川学校」

早川忠孝の一念発起・日々新たなり 通称「早川学校」

弁護士・元衆議院議員としてあらゆる社会事象について思いの丈を披歴しております。若い方々の羅針盤の一つにでもなればいいと思っておりましたが、もう一歩踏み出すことにしました。新しい世界を作るために、若い人たちとの競争に参加します。猪突猛進、暴走ゴメン。

久しぶりの旅先からのブログである。


マウスを持参しなかったので、まだ書きづらいが、読むのには慣れた。

我ながら進歩したものだと思う。

自分でブログを書かないままで過ごしていたら、おそらく公職選挙法の改正論議についていけなかったかも知れない。


幸い若い世代の人は普段からインターネットに慣れ親しんでいるから、選挙期間中のホームページ更新やブログの更新に抵抗感はないと思うが、自民党の長老や古参の人たちはかなり抵抗していた。

私はよく分からないままに世耕氏等と一緒になって解禁運動を展開していたが、どうやらこの通常国会で選挙運動期間中のホームペーの更新やブログでの情報発信が認められるようになるようだ。

これこそ画期的な選挙運動の改革になると思う。

動画の取り扱いがどうなるのか気になるが、私は動画も解禁したらいいと思う。


今度の参議院選挙から解禁されるのであれば、大変なことが起きると思う。

悪い方向への大変ではなく、国民主権確立の方向に向けての大変。

私は、そうなって欲しいと念願している。


有権者がいよいよ政治家を選別する時代が始まる、と思うからだ。


国会議員のリコール権を有権者に付与せよ、という要望が強くなるかも知れない。

小選挙区制を大選挙区制に変えるべし、という意見も出てくるかも知れない。

ポジの投票権とネガの投票権の二つを付与して欲しい、という意見も出るかもしれない。

一票の格差に対しての異議申し立ても増えるかも知れない。


私は、それでいいと思っている。

わが国の選挙制度について国民が自分の意見をどんどん言い、それがやがて具体的な制度改正に繋がる、そういう風通しのいい、柔軟性、可塑性に富んだ社会に日本を変えていく、そういうきっかけになればいい。


今度の参議院選挙がいよいよ楽しみだ。