国会議員がこんな形で先輩議員を罠にかけるような卑劣な行為は、絶対にしてはいけない。 | 早川忠孝の一念発起・日々新たなり 通称「早川学校」

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弁護士・元衆議院議員としてあらゆる社会事象について思いの丈を披歴しております。若い方々の羅針盤の一つにでもなればいいと思っておりましたが、もう一歩踏み出すことにしました。新しい世界を作るために、若い人たちとの競争に参加します。猪突猛進、暴走ゴメン。

繰り返し動画を再生して確認したが、これはいけない。

絶対にやってはいけないことを、三宅雪子議員はやってしまった。

議員辞職に値する卑劣な行為だ。


甘利議員を罠にかけるための自傷事故である。

甘利議員が自分を邪魔している民主党の若手の男性議員を力づくで排除しようとしたのは、よく見てとれた。

三宅議員はその男性議員の背後に陣取っていたが、自分のすぐ前にいる男性議員が少し後ずさりしたり、左の方に身体を動かしたとしてもその真後ろにいる三宅議員が画面の右側方向に手を突き出すようにして前のめりで倒れる必然性がない。


懲罰委員会にかけられたようなので、委員会として直ちに証拠保全の措置を取るべきである。

もし民主党の妨害で懲罰委員会が機能しないようであれば、甘利氏としては直ちに司法救済を求めるよう動いたらいい。


これほど国会を冒涜するような映像は、滅多に見ることは出来ない。


国会法の改正などと民主党の専制政治を実現するための布石が打たれ始めているが、こんな形で国民によって選ばれた国家議員を罠にかけて懲罰の対象にするような悪だくらみは、今のうちに徹底的に潰しておく必要がある。


いくらなんでも、これはひどい。

私は、能面で上から物を言うタイプの甘利氏とは反りが合わないが、ここは何としても甘利氏を守らなければならない。

いや、甘利氏個人を守る、というより、国会の権威、国会議員の品位、日本の国柄を守らなければならない、と強く思っている。


ああ、腹が立ってきた。