折角の党首討論だったが、評判が良くない。
どんな人でも周りからくさされると、段々元気を失っていく。
リベンジのチャンスが与えられれば、失った評判を取り返すことも出来るが、テレビでの放映は一回一回が勝負。
谷垣さんが参議院選挙の前に自民党の総裁を辞任するようなことが起きるかも知れない。
真面目な人だけに、現在の状態で参議院選挙に臨むのはかなりしんどい仕事だろう。
自分がやるしかない、みんなでやろうぜ、と掛け声をかけるものの、時を得ていない。
人も、それほどいない。
野党になると、自分達の思うような政策を実現する力もない。
天の時、地の利、人の和のいずれも欠いている今の状況では、自民党は苦しい。
民主党も本当は苦しいはずだ。
小沢擁護論をぶつ人達が元気だが、小沢氏は依然として告発を受けている身。
裁判で無罪が確定したわけではないから、禊を済ませた、疑いは晴れた、などと開き直ることは出来ない。
裁判を抱えている人は、病気になり易い。
思いもかけないほどのストレスに晒されている。
なんとなく疲れ易く、なんとなく体調が良くない。
自然自然と、人と会うことが億劫になる。
これからどうなるか展開が読み切れないときが、一番不安になるときだ。
思わず強い言葉で相手を批判したり、かと思うと、一転して大人しくなったり。
気持ちがいつも不安定。
こんな状態が何ヶ月も続けば、大抵の人は嫌気がさす。
何とかしろ。何とかしてくれ。
小沢氏がこれでも音を上げないとしたら、大したものだ。
しかし、鳩山総理も、随分といい加減なものだ。
自分自身のけじめのつけ方が分からないらしい。
未だに母親と直接話をしていない、というのだから、相当なものである。
秘書が秘書が、ではなく、今度は、弁護士が弁護士が、と言い訳している。
私は、鳩山民主党が崩れるのは時間の問題だと思っている。
春の雪解けを待って民主党も自民党も大雪崩を起こす。
今必要なのは、雪崩を引き起こす一撃。
私は、その役割は共産党に担ってもらいたいと思っている。
共産党の質疑が聞きやすい。
もう少し時間が与えられれば、核心に迫った証言が得られるかも知れない。
やはり、餅屋は餅屋、ということか。