葛飾区長選挙と区議会議員選挙の開票が行われた。
脱官僚を標榜していた民主党の候補は、保守系候補者が乱立する分裂選挙だったのに、自民党が推薦する元収入役にほぼダブルスコアで惨敗。
区議会議員選挙の方でも民主党の看板を掲げていた複数の若い候補者がいたが、そのうち何人かは落選、という結果になった。
民主党の看板さえあれば当選という状況ではもはやなくなった、ということを痛感させるような結果だった。
私の事務所にいた平田充孝氏は、見事激戦を勝ち抜いた。
40人の当選者の中の37番目。
辛うじて滑り込んでセーフ、というところ。
しかし、自民党の現職が2人も落選をしている中で、無所属での当選であるから、この当選には大変な価値がある。
みんなの党の公認候補が一人いたが、この人は上位で当選。
みんなの党が一定の支持を得始めていることが分かる。
国民新党の推薦候補も一人いたが、この人は選挙にならなかった。
亀井氏のキャラクターがどうやら災いしているようだ。
自民党の退潮傾向は相変わらずだが、地方議会において民主党の神通力、ブランド力は、早消えかけているようだ。