おはようございます。
昨日、臓器移植法の改正が実現しました。
参議院でもA案が過半数の賛成を得ました。
A案提案者にもう少し柔軟性があれば衆議院段階でもう少しましな修正が出来たのに、と残念です。
河野太郎氏にすっかり洗脳されてしまった。
そう思っております。
私の完敗です。
そもそもA案に対して反対派の先頭にいたはずの私の出番がなかったのですから、実に悔しい。
あのときに騙されたんだな、そう悔やんでおります。
「党議拘束を外す。
とにかく、法案提出だけ了承して欲しい。」
反対派の私が法務委員会のため会議に出席できない時間帯に自民党の臓器移植調査会が開催され、その会議で座長一任を取った。
委員会を終えて調査会に出席したときには議事は終了しており、「反対意見や修正案は法案が提出された後、国会審議の場でどうぞ。」、そう説明を受けて引っ込まざるを得なかったような記憶があります。
河野太郎氏は実に危険だ、と思います。
一切、妥協しない。
ぶれない、という意味ではたいしたもんですが、理屈が先行し過ぎており、妥協がないのですから、この法律改正に危惧を表明している人々の懸念を一切受け容れない。
河野太郎氏がいなければ、おそらくどこかの段階で修正協議になり、修正案が成立したでしょう。
これが一般の常識人の行動です。
河野太郎氏は、明らかに私とは違った世界の住人です。
しかし、今の世の中はこういう人を求めているのでしょうか。
河野太郎氏に大変な先見性と行動力、そして論理的な説得力があることは間違いありません。
自民党が変わるとしたら、河野太郎氏のような人がリーダーに名乗りを上げるときでしょう。
そのことだけは、認めておきたいと思います。
それにしても、太郎は頑固だ。
どこかで一矢を報いたい、そう思っております。
そう思わせるところが、河野太郎氏の問題なんでしょう。
それにしても、太郎は、頑固だ。