どこかで見たような風景だと思っておりました。
マスコミは、目下のところ鳩山邦夫氏に好意的なようです。
これで、自民党と麻生内閣の評判は当分の間上昇することはない。
ひょっとすると、逆に急落するかもしれない。
そんな予感がしてなりません。
あの、国民的人気が高かった小泉さんでも避けられなかった事態が、麻生内閣を急襲しはじめました。
小泉さんが田中真紀子外務大臣を更迭したときと同じような状況になってきたのです。
やはり、鳩山邦夫さんを総務大臣に抜擢したのが致命傷でした。
人の口には戸は立てられない、とは言いますが、あれは、如何にも酷すぎます。
自分こそが正義で、麻生総理がいかにも不正義を行なっているかのように騒ぎ立てる。
これは何だ、と思います。
これでは、後でどんなに正しいことを麻生総理が言っても、後の祭りです。
いったん出来上がった先入見、先入観を正すことは、本当に難しい。
1ヶ月や2ヶ月で正しい評価をしてもらえる、などとは期待しない方がいいと思います。
延長後の通常国会の日程や都議会議員選挙、重要法案の審議日程などを睨みながら、どうやら7月24日に解散だな、などと勝手に予測してきましたが、これで麻生総理の手で解散をするのはほぼ不可能になりました。
保守層がどんどん離反しております。
どんなに若手が奮起しても、この失地回復は難しい。
自衛隊OBからもそんな声が上がっております。
もう、中途半端なことでは、自民党に対する信頼は戻ってきません。
私は、週明けに、大胆な内閣改造を発表されるよう要望します。
正義は、我にあり。
そのことを、目に見える形で示されることが重要です。
いずれは総裁選挙の前倒しを決意いただきたいと思っておりますが、今は、人心一新の時。
自民党刷新のために、大胆な内閣改造を発表していただくことを切望しております。
その結果、離党する人が出てきても、それはそれでいいことだと思います。
自民党を超える自民党をつくる。
ひょっとしたら、瓢箪から駒、でそんなことが実現できるかも知れません。