おはようございます。
新型インフルエンザの国内感染者数が急激に増大しております。
大阪や兵庫では既に1000校を超える学校が休校に追い込まれているとのことですので、事態は深刻です。
高齢者には耐性があるようだ。
未だ弱毒性で罹患者の症状は軽い。
自宅で4,5日おとなしくしていると平熱に戻る。
とにかく、人にうつさないようにすることが大事だ。
全校休校や様々な集会や行事の中止が本当に必要なことなのか私には分かりませんが、今しばらくはこうした措置を継続する外ないと思います。
なにしろ、はじめてのことですから。
私たちに出来ることは、無用の外出を避ける、咳が出たらマスクを着用する、外出先から帰ったらうがいをするなどの平凡なことを愚直に励行する以外にないようです。
先が見えないときは、その場に止まれ。
やがて霧が晴れ、道が見えてくるはず。
民主党の新しい執行部が発足しました。
鳩山由起夫代表、岡田克也幹事長の二枚看板は強力です。
菅直人氏は代表代行。
あの小沢一郎氏は、選挙担当の筆頭代表代行。
まあ、上手に棚に上げた、というところでしょうか。
これで小沢氏はテレビに自分の不機嫌な顔を晒す機会が大幅に減ります。
小沢氏の反応を取材しようとしてカメラを突きつけようとしても、おそらく小沢氏はどこかに潜ってしまうでしょう。
あの仏頂面が見られなくなる。
寂しくなりますね。
鳩山由起夫氏のグループが30人、岡田氏を支持した議員が95人、この二つが手を握れば、小沢氏グループの50人の存在はやがて霞んでいくでしょう。
棚に上げて、今度は梯子を外す。
西松建設の裁判が始まる6月頃には、小沢氏に対する世間の批判は薄れている。
そう読んでいるのでしょう。
万一小沢批判が再燃すれば、その時に小沢氏を代表代行から外すなり、離党を求めればいい。
選挙は、鳩山、岡田体制で十分乗り切れる。
そう計算しているでしょう。
とにかく、強力な民主党が発足した、ということです。
策士、策に溺れる。
小沢氏のブレーンは今頃臍を噛んでいるでしょう。
5月13日の党首討論を誰が仕掛けたのか。
自分が一番やりたくないことを自分に押しつけようとしたのは誰か。
小沢氏にとって悔恨の日々、苦汁の日々がこれから始まる。
私はそう見ております。
自民党は、次の選挙で議席を大きく失うことは必至です。
民意は、民主党の顔が変わっただけで大きく動いてしまいました。
これからどんな宇宙語が語られても、大勢は変わりません。
私は小沢的なるものが民主党からも自民党からも払拭されるのであれば、それはそれで結構だと思っております。
棚に上げて、梯子を外し、後は、これまで歩んでこられた40年以上にわたる政治生活の清算をご自分の手で行うのを待つ。
実にいい方法です。
自民党もこの際、脱皮しなければなりません。
私は、衆議院の解散総選挙の前に自民党の総裁選挙を前倒しして実行することを提案します。
おそらく通常国会の会期は7月17日頃まで延長されると思います。
7月17日から31日までを総裁選挙の期間として、新しい自民党総裁を選ぶ選挙を徹底的にオープンに行うことを提案します。
その時には、次のリーダになろうとする者は全員名乗りを上げる。
候補者の推薦人は10人とする。
麻生総理も、次世代リーダーと目されている石原伸晃氏も、独自のキャラクターで日本の農政の転換を図ろうとしている石破茂氏も、さらには一部に強烈なフアンを獲得しつつある舛添氏も、まだ世間の注目を浴びていないが、これからの日本の舵取り役として期待されているその外の若手も、皆々名乗りを上げればいいのです。
勿論、町村信孝前官房長官も、谷垣禎一元財務大臣も名乗りを上げて貰わなければなりません。
今度は、河野太郎氏も出ては如何ですか。
これからは、自民党にとってのピンチでしょう。
ウッカリすると日本の大ピンチを招きます。
そうならないようにする。
これが、日本の底力です。
これからが、新しい時代に相応しい、新しい政治のうねりを作り上げる最大のチャンスかも知れません。
自民党の中でいよいよ本格的に小沢的なるものを徹底的に除去するための動きが始まることを期待しております。