戦いに臨む | 早川忠孝の一念発起・日々新たなり 通称「早川学校」

早川忠孝の一念発起・日々新たなり 通称「早川学校」

弁護士・元衆議院議員としてあらゆる社会事象について思いの丈を披歴しております。若い方々の羅針盤の一つにでもなればいいと思っておりましたが、もう一歩踏み出すことにしました。新しい世界を作るために、若い人たちとの競争に参加します。猪突猛進、暴走ゴメン。

「危機と戦う!セーフティネット政策勉強会」をいよいよ議連に模様替えする。

この議連の名前を「危機と戦う!」としたのは、片山さつき議員である。

発足の当初から議連を名乗ったのでは、参加したくともできない人がいるかも知れない、ということで、「セーフティネット政策勉強会」として案内したが、単なる勉強会では勉強に終わってしまう。


今は行動し、そして結果を出すとき。

次の会合から、「危機と戦う!セーフティネット政策推進議連」とでも改称したらどうかと思っている。


これまで勉強会では、2回にわたって派遣村の湯浅氏等から現場の話を伺った。

生活保護が自立支援の制度であるべきことを改めて確認した。

現在の生活保護に頼る前の、もう一つのセーフティネットを用意することの必要性・緊急性も十分理解したつもりだ。

次回は、派遣労働者の相談窓口を開いているNPO法人もやいの事務所を訪問し、色々なお話を聞いて参りたい。


残念ながら、法務委員会が開かれると法務大臣政務官として委員会を抜けることが出来ず、ひょっとしたら私は参加できないかもしれないが、こうした地道な活動がいずれは党の政策に反映されることになるから、とにかく行動することが重要だと思っている。


皆、それぞれに行動したい、自分の役割を果たしたいと思っている。

その場がなかっただけ。

この議連が、若い自民党の国会議員の行動と発言の場を拡げることになればいい。

そう、思っている。


同時並行で自民党の雇用問題調査会のプロジェクトチームの活動が本格化しはじめた。

党の正式機関での検討だから、ここで論議された内容がそのまま政府の政策になっていく。


永田町に近い私は、朝8時から開催される党の部会の審議に参加しやすい。

しかし、毎朝大宮の地元の各駅で駅頭活動を続けている牧原秀樹議員や、浜松を選挙区に持っている片山さつき議員、鳥取を選挙区に持っている赤澤亮正議員、その他の同僚議員が私同様に朝早くから党の部会に顔を出すことは物理的に難しい。

必然的に一部の熱心な議員と役所の間で具体的な政策作りが進むことになる。

だから、私のような存在も必要になる。

部会に出られない若い国会議員の様々な意見を代弁し、自民党の政策に反映させる。

より有権者に近いところで日々もがいている若い国会議員の生の声を自民党の政策に活かすことが出来れば、自民党の政策もより国民の声を反映させたものになる。


議連は、こういうときに役に立つ。


机上の空論に終わらせない。

役所が用意したシナリオにそのまま唯々諾々と乗るのではなく、政治家が自ら知恵を絞り、国民の悲鳴や願いといったものを自民党の具体的な政策に落とし込んでいく。


「危機と戦う!」


「戦う」という意識を持っている、若い国会議員中心の議連が自民党の中にある、ということが、私は大事だと思っている。