国会の審議はストップするが、国民の間の審議はこれからだ | 早川忠孝の一念発起・日々新たなり 通称「早川学校」

早川忠孝の一念発起・日々新たなり 通称「早川学校」

弁護士・元衆議院議員としてあらゆる社会事象について思いの丈を披歴しております。若い方々の羅針盤の一つにでもなればいいと思っておりましたが、もう一歩踏み出すことにしました。新しい世界を作るために、若い人たちとの競争に参加します。猪突猛進、暴走ゴメン。

多くの友人を得たようだ。

脳死・臓器移植法改正問題で検討すべき重要課題や基礎的なデータが瞬時に届けられてきた。


物事の本質を見分け、自分の問題として捉えなおし、自分の得意な方法で必要な情報を提供し、これを皆に開放する。

ありがたいことである。.


自分に関わりのないこと、と思ってしまえば、この作業は絶対に行われないだろう。


このブログの凄いところは、皆の思考が深まっていく過程が誰にも見える、ということだ。

参議院で福田総理に対する問責決議が可決されたから、今日以降実質的に国会の審議が止まることになる。

しかし、国民の間での審議は、まさにこれからである。


インターネット等を介して皆さんの意見を国民の間に是非広げて頂きたい。

新聞への投稿も、一つの有力な手段である。

検討していただきたい。


さて、昨日成立した13本の法律の内、私が深く関わったのが改正少年法、改正特定商取引法・割賦販売法、オウム真理教被害者救済法、改正地方自治法、改正地震防災対策特別措置法、改正被爆者援護法である。

その内、議員立法の際の与党プロジェクトチームの一員となり、法案の原案作成や修正協議の担当者となったのが、オウム真理教被害者救済法と改正被爆者援護法の2法である。


この厳しい政治状況の中で、これだけ多くの法律の成立に深く関われたことは、ありがたい。


これからも国民に本当のことを明らかにしながら、本当に必要な制度を創りあげて参りたい。

そう思っている。


過剰な規制や、行政の肥大化に終わってしまうような愚かな結果にならないよう、しっかりとチェックしていきたい。

不必要な規制や、曖昧で多義的な構成要件で冤罪を産んでしまう虞があるような処罰規定の導入には、これからも目を光らせていきたい。


それがこの世界で私が出来る最大の貢献だろう。

そう、改めて痛感している。


それにしても沢山のコメント、本当にありがとうございます。