夏バテ予防 | 鍼灸師 もぐさちゃんによる整骨院でのお話

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整骨院と鍼灸院を運営しているもぐさちゃんです。
鍼灸師としての普段感じていることや治療に関することをつづっています。

こんにちは、もぐさちゃんです。

今日は、夏バテ予防の民間療法の甘酒を紹介したいと思います。


酒かすで作った甘酒が出回っていますが、本来は米麹で作るノンアルコールの飲み物です。
麹菌が作り出すビタミンB1•B2•B6、パントテン酸といった、吸収されやすい天然のビタミンや必須アミノ酸、ブドウ糖が多く含まれているため、吸収がよいのが特徴。ノンアルコールなので、お子さんも安心。手間はかかりますが、おいしさは格別です。冬は温かくして、夏は冷やして‥•と、手軽なおやつや栄養補助飲料として是非作ってほしい、おばあちゃんの味です。

○ 夏バテ○肌荒れ○老化防止○栄養補助飲料

〈材料•作りやすい分量〉
米•••250g(できればもち米)
水•••米の1.3倍量
米麹•••380g
塩•••少々
しょうが汁(好みで)•••適量

〈作り方〉
①米は水洗いしてざるにあけ、分量の水加減をして、普通に炊く。
②炊き上がったら切るようにほぐし、あら熱をとって70~80度まで温度を下げる。
③米麹は指先でもみほぐしておく。
④②に③を2~3回に分けて、しゃもじで切るように混ぜ込み、サラサラと軽い状態にする。
⑤④をかめなどの保存容器に入れてふたをし、毛布で包んでこたつ(低温)のすみなどにおき、一晩おいて糖化させる。
⑥⑤を2~3倍の水で薄め、塩を加えて一煮立ちさせ、好みでしょうが汁を加える。
※ 糖化させるには60度前後を保つこと。55度以下になると雑菌が繁殖して酸味が出てしまいます。3~4日おいたほうがより甘みがつよくなります。
※ こたつがない場合は、ジャーなど保存できる容器に入れて、10時間ほどおきます。
※ もち米で作ると濃厚で甘みが強い甘酒になります。夏は米(うるち米)で甘みを抑えたあっさり味を楽しみ、寒い時期はもち米で作るとよいでしょう。