性悪猫 (やまだ紫選集)/小学館クリエイティブ

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やまだ紫さんの「性悪猫」をよんでます。

…漫画じゃないです、「詩」です。


なんとなく鬱屈している感情が鮮やかに掬いあげられちゃってる。

言葉の深さは古くはならないですねぇ。


「ねこ」の姿を借りて「母」というものを描いてるのですねぇ…。

うわべだけの表現じゃなく本音がさらりと語られています。

私は「母親」というものにはなりませんでしたが、「母」とはこういうものだろうか、

と、ちょっとわかった気がしました。


それとね、やっぱり猫の描写が秀逸です。うまいです。


しんきらり (やまだ紫選集)/小学館クリエイティブ
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貸したきり却ってこなかったので再度購入。

これはねぇ、…大変凛とした奥さんで、物事に敏感で、冷静に周囲を分析していて。

正直男性が読んだら、怖いかも。

女性が読むと「そーだわ、わかる」と同調するかも

(鈍感だったら「ふーん」で終わるかもしれんですが)


既婚者で時々「女房が謎だ、なんで怒ってるのかわからん」という人は

手元に置いて時々読むのもいいかもしれんです。ふふふ。