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よく私たちの本質は意識であり、それは実体がなく、ただのからっぽの空（スペース）であるといいます。
その意識というただの空間、スペースにどこからともなく色んな思いや感情が湧き上がっては消えていくのが私たちの本質なのだから、その何もないスペースにわきがある想念を追いかけずに、ただ放っておけ見ておけばよいのだ、といわれます。
なるほど、なるほど、確かに色んな考えを追っかけすぎて、あーだこーだとらわれていたのが苦しみのもとだったのかと理解し、さっそく、どんどん湧き出てくる色んな想念をただ放っておいて見ておけば、さぞ楽になるのだろうと思って眺めていると、本来のからっぽになっているはずの空間が・・・
想念の風船でパンパンになっている自分に気づいたりします（笑）
いかんいかん、と今度は違う手法で、川の上を色んな想念が流れていくイメージで想念の川の流れをただ眺めておこうとやってみると・・・
さっきよりも巨大な想念の風船が川を流れて行かずにそこら中に停滞している自分に気づいたりもします。
かつて津留晃一さんは言いました。
「自我がやろうとすることはうまくいかない」と。
確かに、あれしよう、これしようとしているのはすべて自我で、やろうとするということは、「今はできていない」という思いが前提にあるので、その「できていない」状態が実現するのだから、やろうとしなければいいのだろうか・・・と「スピリチュアルあるある」の第６位ぐらいに入りそうな思考の迷宮に入り込んでしまいます。
こういう時はとにかくもっとシンプルに考えることです。
自我がやろうとしているのか、深い部分の本当の自分がやろうとしているのかなど、判断できるものではありません。
やりたいことはやってみる。
しっくりこないことは一旦やめてみる。
私たちの本質がただのからっぽのスペースであるのならば、そのスペースに湧き上がってくる欲求もまた誰のものでもなく、宇宙の根源からやってきた純粋な欲求であり、宇宙があなたという媒体を通して体験したいことなのです。
やってみた結果、
思ってたんと違う！
となってへこむかもしれません。
やめてみた結果、
なんでやめちゃったんだろうと
後悔するかもしれません。
でも、それもまた宇宙があなたを通して体験したかったことなのです。
そして、その思いもまた眺めておけば、一時的には風船パンパン状態にはなるものの、やがてからっぽのスペースへと消えていきます。
私たちはとかく自分事に考えがちです。
しかし私たち人間は、いうなれば宇宙という最高権威の鵜飼いであり、宇宙のあやつり人形です。
結局、宇宙の大いなる意志からは逃れることができません。
宇宙があなたを通してやりたいこと、体験したいこと、味わいたいことは必ずあなたに起きてきます。
そして、それは今、あなたに起きています。あなたの内なるスペースに湧き上がってきています。
それを深刻に、自分事として何とかしようとし過ぎないことが大切です。
私たちの苦しみは、とかく何でもかんでも「所有してしまうこと」にあります。
宇宙全体の流れとして、それが目の前に展開されているだけなのに、すべて自分事に捉えて、まるで自分にピンポイントで起きたように考えてしまうのです。
雨が降ったら、それは地球全体の流れとして、それが今、必要だから起きています。
しかし、「傘を持ってきてないのに、こんなところで雨が降るなんて私は不幸だ」と捉えると、途端に「私の」苦しみが生まれます。
全体として必要なことが起きて、それを今、宇宙が「私という媒体」を通して体験している。
ただそれだけです。
鵜飼いの鵜は、飲み込んだ魚を吐き出さなければいけません。
宇宙にとっての鵜である私たちもまた、湧き上がってきた感情や想念は、宇宙という鵜飼いの飼い主へ返さなければなりません。
それは元々あなたのものではないのですから。
宇宙が「はやく吐き出して」と言ってあなたを揺さぶっているのに、自分だけで何とかしようとして、抱え込み過ぎるから、私たちは苦しくなるのです。
わかりました、もう抵抗しません、あなたのお好きなように私をお使いください。
私はただ見ていますから。
「宇宙の鵜としてのあきらめ」
これができたとき、あなたと宇宙は一体となり、あなたにとって一番しっくりくる体験が起きはじめるのです。
ただこれも真理の一側面に過ぎません。
大我（宇宙）からの視点と、小我（人間）からの視点は常に矛盾します。
別の日には、また全然違うことを書いている僕がいるかもしれませんが、僕もしょせん「宇宙の鵜」ですので何卒ご了承ください（笑）
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『宇宙があなたを通してやりたいこと、体験したいこと、味わいたいことは必ず起きる』
ということは、
宇宙が「ザリガニのハサミで鼻を挟まれてみたい・・・」という衝動の媒体として選ばれたのは・・・
彼だったというわけですね（笑）
ご苦労様です。
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また、大阪では個人セッションの募集もしています。
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他のセッションも受けたいとのご要望がございましたので、ぐるぐる＆よっつの対面セッションに加え、他のどのセッションでも受けていただけるようになりました。
４/１の午後の枠のみとなりました。
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3/10の東京は満席となりましたので、追加日程で開催予定です。
私たちの生きる目的は「目覚めること」ともいわれています。
目覚めというと少し堅苦しく、難しい印象を感じてしまうかもしれませんが、決してそんなことはありません。
本来の自分に繋がり、深い安心感と喜びでもって、この物質次元での生活を享受することができる状態がまさに目覚めている状態ともいえるのです。
これは多くの方が望む本当の幸せではないでしょうか。
真の目覚めは、一時的な神秘体験のことではありません。
そこを目指すことは、目覚めにおいてはむしろ遠回りになります。
真に目覚めた生き方をしていくためには、日常生活において、どれだけ本当の自分に繋がって、喜びや調和に満ちた波動を放っていけるかが鍵となっていきます。
目覚めるためのアラームは常に私たちの目の前に示されています。
それに気づくのか、無視し続けるのかは私たちに委ねられています。
しかし、無視すればするほど、アラーム（警告音）はより大きな形で私たちに示されるようになり、現実的な問題となって立ちはだかるのです。
私たちの意識が目覚める方向へ向けば、必要な解決策は自ずと示されるようになっていきます。
今回の講座は、私たちそれぞれの日常にどのようなかたちで本当の自分からの目覚めが示されていて、それをどう受け取り、生かしていくのかについて、共に学び、気付きを得ていきます。
深い実感と共に、目覚めを得ていくきっかけになることと思います。
共に目覚めていきましょう。
皆さんのご参加お待ちしています。
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個人セッションは東京・高幡不動（新宿より電車で３０分）でやっています。
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地球ミッション。とても解りやすく、今まで疑問に思っていたものが、氷解するように感じました。この本に出合えたことは、とてもラッキーだったと思っています。ありがとうございます。（T様）
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