1346作目はとてもチープな内容で面白味に欠けた作品を・・・。
『アンノウン・コール』
2013年アメリカ作品。
突然の非通知着信から始まるノンストップ・シチュエーションスリラー。
-あらすじ-
それは、1本の電話から始まった…
離婚後、妻・娘と離れて独りで暮らすコリン。その日は娘サマンサと久しぶりに
親子水入らずの時間を過ごすはずだった。しかし、突然1本の電話が…「私はだれでしょう」。
いたずら電話だと思ったコリンは無視して電話を切ろうとするが、電話の相手は家の
セキュリティシステムを乗っ取り、爆弾をしかけたという。外部との連絡は遮断され、
家を1歩でも出ればシステムが反応しレーザーセンサーの標的に。解決策はただ一つ、
犯人のゲームのルールに従い、彼の正体を当てること。コリンに残された時間は僅か。
果たして彼は答えを見つけ出し、爆発を阻止することができるのか! ?
-感想-
頭脳プレーでの脱出を期待したのですが犯人の自滅系統な内容だったので面白味に欠けましたね。
お話は主人公と娘が閉じ込められましたがそこに元妻が無理矢理入ってきて巻き込まれます。
更に元妻の今の恋人も訪ねてきて犯人に狙撃されつつ巻き込まれ同等に家に監禁されます。
犯人からのヒントであっさりわかりつつ監視カメラの封じたことで犯人が乗り込んできます。
元夫婦同士で話し合いしている途中に娘がさらわれ犯人によってセキュリティが解除されます。
主人公が元妻の恋人から居場所を調べてもらい犯人の所へ行きますが返り討ちに遭います。
そこで犯人が途中で転校していった高校時代の同級生が犯人だと知ります。
動機は主人公の過去現在の素行の悪さへの怒りや成功を掴んだ事による嫉妬による物でした。
仕掛けた家は爆破され拘束を自ら解いた主人公は殴りかかりますが返り討ちに遭います。
そしてビルの屋上からたたき落とされそうになったときに実は脱出してきた元妻達が助けに来ます。
犯人は銃で撃たれ屋上から落下して主人公は助かり元妻と仲直りをします。
そして主人公は改心して悪さを辞め妻の恋人にも仕事を世話するなどします。
そこにまた何者かから電話があり主人公が出たところでエンドです。
こう言う主人公が頭を使わないシチュエーションスリラーは全く面白く無いですね。
犯人の死のゲームも不徹底だし結末的にも自滅に近いものがありました。
主人公側が活路を見いだすことも無く勝手に油断して倒されております。
犯人自体もキャラクターが薄いせいで仕掛けた様子も気づきにくくネタバレしても首をかしげます。
本編をきっかけに改心するというディアボロス系統な内容は子供だましに見えて好きじゃ無いです。
あとは犯人の動機の一つに過去の主人公の心ない行為が原因でした。
10年前なら斬新ですが今現在でこのネタは今更過ぎて面白味に欠けますね。
その他の理由もショボいし主人公達のやりとりにも緊張感があまり無く面白味に欠けますね。
そんな感じでチープで地味に面白味に欠ける作品なので自分からはおすすめできませんね。