こんにちは。はぴヨガmasamiです。


「ヴィパッサナー瞑想と2つの自己知覚」
というお話がありました。



私たちが自分を認識する際には
2つのパターンがあって


1つは「物語の自己」

もう1つは
「体験の自己」


というのだそう。


「物語の自己」とは
自分の頭の中の自分。

自分ってこんな性格っていう
自己イメージとか自己概念のこと。



一方
「体験の自己」というのは
今、この瞬間の自己認識のことです。

「ありのままの自己」という感じでしょうか。



あなたは普段
どちらの自分を認識している時間が
長いですか??




脳科学では

「物語の自分」でいる時と
「体験の自分」でいる時とでは

脳の働く場所が違うことが
分かっているのだそうです。




「物語の自分焦点」の時に
活性化するのは

額の奥にある部位。


この部位は
デフォルト・モード・ネットワーク(DMN)の核
と言われているところ。



脳科学から見た瞑想の効果⑤
ご紹介したように

DMNはあれこれ考え事をしている時に働くところです。
(うつ傾向や不安症の人は活性化しやすいところ)

DMNについてはこちらも→
さまよう心は不幸せ!?



もう一方の
「体験の自分焦点」の時に
活性化するのは

脳の島(とう)という部位。


島皮質は
私たちの生命を維持する
大脳辺縁系に関わりの深い場所で、


痛みの体験や喜怒哀楽、
不快感や恐怖など

基礎的な感情の体験に
重要な役割を持つところです。




「体験の自分焦点」というのは
瞬間の自分に気づいている状態。



  * * * * *



「物語の自己」と「瞬間の自己」を司る
脳の部位はこんな感じで違うのですが




面白いのは


瞑想初心者は
この2つの部位は分かれていない。

(瞑想していない人はもちろんですね!)


しかし、瞑想の熟達者は
この2つが分化して働いている。


というのです。




普通の人は
「物語の自己」と「体験の自己」が
ごちゃ混ぜってことですね。




自分の頭の中の出来事を
本当に起こったことのように体験して、
痛みや恐怖や感情を引き起こす。



例えば

遠足やデートの前にワクワクして眠れないとか

重要なプレゼンの前に
ドキドキして手が汗ばんできたりとか

いじわるされた人のことを思い出して
怒りがこみ上げてきたりとか

ショックだったことや悲しい出来事から
なかなか抜け出せないでいたりとか

(実際に、何年も前に大切な人を亡くして
思い出しては悲しんで、、、という人を知っています。)



実際には何も起こっていないのに(!)
体や感情は、あたかも今、
それを体験しているかのように
反応する、反応している。



そんな経験はありませんか?





瞑想を長く続けている人は

「物語の自己」と「体験の自己」という

2つの自己が分化して働いている。



だから
脳科学から見た瞑想の効果⑤
ご紹介したように


ネガティブなものを見たとき、
それに反応しないようにしなくても

心の平安さを保つことができるのです。



瞑想をすることによって


「今、この瞬間を生きる」ことが
できるようになるのです。




このように
瞑想の効果を
脳科学が証明してくれています。



「瞑想」を特別な人がするもの
にしておくのはもったいない。


そんなふうに思いませんか?



つづく。。。



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