こんにちは。はぴヨガmasamiです。


名古屋は朝から雨。
やっと、梅雨らしくなったかな。


みなさんにとって、雨の日はどんな気分になりますか?

雨の日も、晴れの日も、楽しく過ごせるといいですね。




わたし達が楽しく過ごすという時には、
2つのパターンがあります。



ひとつは、(何か)楽しい事をするということ。

そしてもうひとつは、
やっていることを楽しむということです。



楽しい事をするためには、対象物が必要です。
ディズニーランドとか、温泉とか、ゲームとか、音楽とか、
映画とか美味しいものとか、マッサージとか・・。
場合によっては、お金がかかりますね。



でも、やっていることを楽しむためには、何の対象物もいりません。
必要なのは、感性です。感じる心です。




この感性が鈍くなってはいませんか?

この感性が錆びついてくると、
何かをしていないと退屈で不安になります。




3歳くらいまでの子どもは、「楽しむ」の天才です。
でも、成長するにつれ、「楽しむ」ことができない子が増えてきます。
何にもないところに行くと、「退屈ー。」となる。
おもちゃやゲームがないと遊べない。
遊んでくれる人がいないと遊べない。



対象物に持続性はないから、すぐに退屈します。
美味しいものだって、毎日だったら飽きてきますよね。
だから、新しいもの、より刺激の強いものを求めます。



楽しいことをする、ということを否定しているわけじゃないですよ。
映画や本や音楽から感動をもらうことは素晴らしいことですしね。
バランスですね。




「やっていることを楽しむ」ためには、何もいりません。

歩くこと、家事、子育て、仕事、何でもあり。
わざわざ、どこかへ出かけなくてもいいんです。
刺激は必要ありません。


必要なのは、感性、心を働かせること。
自分自身との対話です。
そこには、発見と気づきがあります。



「楽しい事をする」ばかりでは、感性は育ちません。
自分自身と対話する力が育ちません。



そして、「楽しむ」ことができる人は、強いです。
なぜなら、それは困難を乗り越える力になるから。



わたしの周りには、
楽しむことを頑張ろうとしている人がたくさんいます。



「楽しむ」とは、何かをすることではなく、どう在るか。
することを探していると、苦しくなる。




わたしは「在る」こととは、
感じること、味わうことだと思っています。

違う言い方をすると、子どもの心。



ヨガは、その力を育てますよ。
だって、道具は自分の体だけだから。




あなたの日常はどうですか?
楽しい事をする方に偏っていませんか?



感じること、味わうことをして、感性を磨いていますか?



大切なのは、何をするのかでなく、どう在るか・・。
そんなふうに、思います。