ロシアの現状 | 木暮賢一郎オフィシャルブログ「guregoal」 Powered by アメブロ

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元フットサル日本代表、木暮賢一郎<GURE>のオフィシャルブログ 「guregoal」

 コメントにもあったので、こっちに居る監督・選手・メディアの意見(?)というかロシアに対する彼らのリスペクトと現状でも。まずロシアは現在世界で1番力を入れてる国だということは当たり前の認識として受け入れられている。それはここ2年連続でヨーロッパのクラブ選手権で、インテルビューやエルポソを破って2年連続でロシアのチームが優勝しているという事実が証明している。


 例えばロシアで1番のディナモ・モスクワは毎年プレシーズンにはスペインに来て、合宿を張りながら1部や2部のチームと多くの試合をこなして開幕に備えている。2004年はワールドカップ本戦に出てないけど2000年は確かベスト4に残ってるし、決して新興国でもないし、今回のロシアの結果も当然だと誰もが思っている。


 選手の待遇も非常に良く、ブラジル人はロシアに移籍したいと思ってる選手も多い。スペインの2部に居るブラジル人にもオファーが届くし、友達が言っていた条件は非常に良いものだった。ディナモのブラジル人は皆プレーも生活も凄く満足してると言ってたしね。ロシアの近くのカザフスタンの1位のチームも凄く力を入れていて、こっちでも注目されている。


 決してロシアは新興国でもないし、2000年にもワールドカップでベスト4に残ってる。歴史があってリーグのレベルも環境もハイレベルというバックグランドがあった上で、ロシアというチームを見てみると違った感想も出て来るんじゃないかなと思うし、日本だってFリーグが始まって2年目だけど着実に階段を上ってるしね。


 今週末からスペインも日本もリーグ戦が再開されるから。どっちも注目して欲しいし、今回のワールドカップを通してフットサルというスポーツをグローバルな視点で観てもらえたら、フットサルがもっと楽しくなるんじゃないかなと思います。